【公務員試験】令和7年度向け~論文対策のトリセツ~ | やぱたんのブログ

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専門学校で20年超講師をしている行政書士・宅地建物取引士です。
また公務員対策として経済・財政、民法、憲法、行政法分野も担当しております。
宅建試験情報、行政書士試験情報、公務員試験情報をはじめ、経済・財政分野の記事も書いてまいります。

公務員試験の論文対策について、以下の内容を踏まえてコメントします。

1)基本事項

【丁寧な字で書く】

✅採点者に読みやすい論文を提供するためです。丁寧な字で書くことで、内容が伝わりやすくなります。

 

【わかりやすい文章で書く】

✅明瞭な文章は論文の評価を高めます。読み手に内容が一度で理解できるように書くことが重要です。

 

【型をはずさない】

✅論文には一定の構成があります。この型に従うことで、論理的で一貫性のある文章になります。

1.定義づけ:論文のテーマやキーワードを明確にします。

2.現状分析(資料解釈):具体的なデータや事例を用いて現状を説明します。

3.問題提起:現状から浮かび上がる問題点を指摘します。

4.規範定立:望ましい状態や基準を提示します。

5.メリット・デメリット:提案する対策や方策の利点と欠点を考察します。

6.デメリットへの対策:欠点を補うための具体的な対策を示します。

7.当てはめ、まとめ:具体的な事例に当てはめて結論を導きます。

 

【一読してスッと読むことができる構成に】

✅文章の流れがスムーズであることが大切です。段落のつなぎ目や論理の飛躍がないように注意します。

 

2)国家系、地方上級(県庁・政令指定都市)系

【政策提案型】

✅具体的な政策提案を通じて、論理的思考力や実行力をアピールします。提案内容が現実的で実現可能なものであることが求められます。

 

【資料の解釈を踏まえた対策について考えることが大切】

✅資料を正確に読み解き、それに基づいた現実的な対策を提案する能力が評価されます。資料を基に論理的に問題を解決する方法を示すことが重要です。

 

3)一般市町村、消防、警察系

 

コンピテンシー型

✅応募者の能力や適性を評価するために、具体的な経験や行動を基に論じる形式です。過去の経験を具体的に述べ、それがどのように公務に活かせるかを示します。

 

これらの対策を徹底することで、論文試験の評価を高め、公務員試験の突破につなげることができます。