新歓の佳境から砂漠へ、鉄の道1500キロ 青春18きっぷ1日目 昼 | 環境な人たち集まれ

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 人間修行中の佐藤高伊が趣味となった自転車から環境問題を(たまに)考える!!

いつもと変わらない中央線の景色。だけどこれから乗りかえるのはいつもの山手線ではなく東海道線なのだ。



初めて乗る東海道線の車両はとても空いていて気持ちよく流れていく外の景色に目を楽しませていると、ふと視線を感じたので振り向いて…





って感じでしたね。なんでお前が、先輩がここにいるんですかみたいな顔をして俺たちはお互いの顔を凝視していたに違いない。


視線の先にいたのは、Kたん(男)穏やかな顔をしたジェントルマンだ。彼は囲碁部の合宿で名古屋まで行くという。しかし、申し合わせたかのように、この、8時台の15両もある、東海道線で、

昨日まで合宿で6日間寝食を共にしていた

後輩に合う確率は天文学的に違いない。

こうして、旅立ちから、宝くじを当てるような、ものすごい確率の出会いを果たして、少し気分が日常生活に引き戻されたが、気を取り直して小田原で乗り換えた。




ところで皆さんは旅に出るとき音楽を聴くだろうか。

最近では僕の中では池田綾子さんの「旅人」を聴くことにしている。

個人的にとても気に入っている。

ところで僕の場合は帰宅する途中に聴きたい曲もあって、そっちもおきにいりだ。

YUKIさんのHome Sweet Home

著作権の影響で歌詞とか載せられないけれど一度聴いてみてくれれば理由もわかるはず。




青春18切符で小田原より西に行くというのは、初めてのことだったので乗り換えが」分からなく、苦労した。しかし、ウトウトしたり、メールしたり、パソコンを打ったり、お土産に静岡でお茶の葉クッキーを買ったりしているうちに大垣まで来た。

結構寒い。雨も降っていようだ。

ここでドアに長い筒状の荷物が引っ掛かる。



そう、今回は歩きであるにも関わらず、わずか4日間の旅であるにもかかわらず、銀マットをもってきた笑

そして背中には寝袋も当然用意してある。

久しぶりの旅に、心が騒ぐ。ちょっと銀マットが欠けてしまったが。



そして雨はあがった。



今回はきっと運がいい。



京都駅はみんなに迎えに来てもらった。成人式で会ったばかりと言ってもやはり懐かしい感じがする。そしてそこから夜の東山をまわった。桜の季節にはまだかなり早くて、人もまばらではあったものの、ライトアップされた景色と穏やかなオレンジ色の光、そして大げさなほどの生け花(生け花というよりはフラワーアートという感じだったが)がきれいだった。

観光地特有の雰囲気も決して嫌いじゃない。


ホテルは立派だった。週のど真ん中の平日とあって格安で泊まれたのだが、値段に合わない立派なものだった。あまり詳しく書くと味気ないのでここは省略する。



梅酒おいしかった。