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本当にプラスチックはリサイクルできるのか?
できると思いますか、それともできないと思いますか?
同じようなものだとしても、ペットボトルとプラスチックのリサイクルしやすさは天と地ほど違います。
その違いはどこから来るのでしょうか。
一種類の材料か、多種類の混ざりものか
ただそれだけなのです。
身近なプラスチックでできたものを見てみてください。
最近はほぼすべてのものに、それがどんな材料でできているか、が書いてあります。
たとえば
ポリエチレン
酢酸ビニル
ポリスチレン
塩化ビニル
ナイロン
ポリプロピレン(PP)
食器などには
メラミン樹脂
アクリル
メタクリル酸
などがあるかもしれません。
これらが混ざったプラスチックのごみを加熱してドロドロに溶かして、ボールペンの形にして、ばねやインクを入れてやればリサイクルプラスチックのボールペンの完成です。
嘘です
一般の人が「プラスチックだと思うもの」には2種類あります。それは
加熱すると溶けてしまうもの。
加熱しても溶けないもの。
の2種類です。これがプラスチックのリサイクルを格段に難しくしています。
つづく