私の台湾の定宿、台北京都商務旅館さんからメールをいただきました。

 

 

親愛なる日本の皆様

 

日本における、新型コロナウィルス感染者拡大のニュースが、台湾でも、連日報道されており、私も、大変心配しておりますが、皆様お変わりございませんでしょうか。

 

日々、不安なお気持ちでお過ごしのことと思いますが、やはり、手洗い、うがい、マスク着用、アルコール消毒、漂白剤でのフキン等の消毒など、基本的かつ効果的であると思われる方法で、引き続き、感染を食い止めて下さい。

 

台湾も、SARS流行の時の苦い経験を踏まえ、今回は、皆、個人レベルで、早い時点から慎重に、徹底的に警戒して消毒し、食い止めていますので、幸いにも、感染者は拡大はしていません。

 

私個人としては、陳年烏龍茶やプアール茶が殺菌効果があり新型コロナウィルスに有効と聞き、毎日飲用しています。お陰様で元気にしております。日本の皆様も、こんな時だからこそ、台湾にお越し下さい。一緒にお茶を飲みましょう。きっと元気が出ます。

 

また、私に何か出来ることが有ればご遠慮なくおっしゃって下さい。喜んでご協力致します。

 

天は、台湾を、日本を、守って下さっています。

 

台湾も頑張ります。気持ちでも負けないように、日本も頑張って下さい。

 

一日も早く、収束する様に、心からお祈りしています。   

 

             京都商務旅館

                社長  徐銀樹

 

       2020年2月16日

 

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HTLMARK台北京都商務旅館 TAIPEI KYOTO HOTEL

 10450 臺灣臺北市中山區長春路38號

  38 Chang Chun Road,Taipei,Taiwan

  TEL:+886-2-2567-3366  FAX:+886-2-2531-7490

  E-mail:kyoto.hotel@msa.hinet.net

  Official Site:http://www.kyotohotel.com.tw

  Official Facebook:https://www.facebook.com/taipeikyotohotel/

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色々あって台湾に行くのはもう何年かご無沙汰しているのに、日本を励ましてくださる気持ちがとてもうれしかったです。

 

もちろん商売もあるのでしょうが、初動から現在に至るまで、中国に遠慮し、欧米諸国や北朝鮮の素早い対応と真逆のぬるい対応により感染拡大、今や世界中で中国以外で最大の感染国となってしまった日本国、日本人入国禁止の国も出始めて居るこの時になんと温かいメッセージでしょう。

 

で、武漢発新型コロナウィルス発祥の中国から、こんな時期に習近平主席の国賓来日協議は続いていて、おまけに2021年の中国共産党100周年には天皇陛下の訪中が水面下で画策されている・・・尖閣諸島への侵略行為も続いているのに。

日本国の安全と誇りを投げ打ってまで、天安門事件後の天皇陛下訪中の時のように中国に免罪符を与える片棒を担ぎ、恩を売り、何が欲しいというのだろう。

観光客や貿易の経済効果か?所詮金か?

卑屈すぎる気がします。

私の友人にも中国の方は多くいらっしゃいますが複雑な気持ちになりそうです。

 

話がそれてしまいました。

銀社長さんに日本人の一人として、お礼の手紙を書きます。

こんな時にも温かい気持ちを寄せてくださる方、国に心から感謝します。

ありがとうございます。

 

 

10月10日は台湾の建国記念日、十が二つで双十節と呼ばれています。108年目、台湾の皆さまには心よりお祝いを申し上げます。

 

 

戦前は日本でもあった台湾は、日本と特別な歴史を共有する国、建国パレードが行われる総統府は東京駅にそっくり、だって総統府設計監修者は東京駅設計者の辰野金吾先生その方だから。

辰野先生の設計は「辰野式」といわれ、総統府以外にもこの様式で建てられた建物は台湾にも数多く現存していて、あちこちでどこか懐かしい感覚を覚えます。烏頭山ダムの八田先生や「高麗米」開発の磯先生を未だに大切に思ってくださり、学校の卒業式では「仰げば尊し」が台湾語で現代でも歌われている・・・50前まで一度も台湾に行ったことはなかったのですが、一度行くことがあって一発で台湾にほれ込んでしまい、その後何度も訪問することになりました。あんまり素晴らしかったのでうち一度は妻も一緒に九份とかに行きました。

 

ある回には敬愛する李登輝先生のお話も拝聴させていただきました。李登輝先生は台湾は日本に対して「片思い」をしているという表現をなさって、私は泣きそうになるくらい大変申し訳なく思いました。

 

 

東北大震災の時には、なんと250億円もの義援金を台湾国民の皆さんで集めて送ってくださいました。日本国民はこの恩義を決して忘れず、永く語り継いでいくのがよいと思います。

 

今年は日本からも日台議連の皆さんが双十節パレードに参加したとのことですが、現在日本と台湾は国交が開かれていないことになっています。中国に配慮して、ですか・・・。悲しいことですね。

 

 

 

 

ある日の台湾桃園空港にあった広告、問い合わせに対応する言語の欄は「中国語」「台湾語」「客家語」「英語」の順に紹介されていました。台湾語は中国語の前に書けばいいでしょうに、台湾語が真っ先に記載されていてよいでしょうに・・・台湾はもともと台湾人の国なのにと、とても違和感を覚えました。

 

正式に誰はばかることもなくお付き合いができるように国交関係法を整備して、台湾とより一層の交流を深められるようになることを願っています。せめて日本大使館、台湾大使館がそれぞれの国内にある位の関係にはなりましょうよ。

 

今年の双十節に台湾に行きたかったのですが、事情が許さず行けなくて残念、来年こそ是非にと心から祈っています。

 

 

妻と山陰に温泉旅行に出かけたときのこと、ふと立ち寄った神社に虫送りについて書かれた立札がありました。

 

季節ごとに変わっていく田圃の原風景。初夏は田植えで緑のじゅうたん、どんどん伸びて風でたなびく波打つ苗の海に変わります。天から『稲「妻」』の花嫁を迎えた後には、子の穂が実り、秋にはこうべを垂れてこがね色に。今は秋、稲刈りの時期。刈り取られた後はまっすぐに切り株のライン。最近はめっきり少なくなったけど、春には蓮華畑に様変わり。大人の人も田圃で遊んでいても怒らなかった。子供の頃には女の子は花の髪飾りや首飾りを編み、私は蜜蜂の羽をつまんで捕まえて、ちゃっかり蜜を横取りしキャッチ・アンド・リリース、ペロッとなめた指の甘味が懐かしいですよ。

 

かつては全国各地で「虫送り」の行事が初夏の風物詩であったようです。田圃の稲を食い荒らす害虫を、殺すのでもなし、うらむ憎むでもなし、村の境まで「お送り」し村から「お引き取りいただく」行事です。

 

一説には「平家物語」で語られる平氏の武将「斎藤実盛」がいくさ中に、馬が田の切り株につまずいて倒れたところを源氏方に討ち取られ、その恨みによって怨霊として害虫に宿り、稲を食い荒らすようになってしまった・・・そこで実盛の霊を鎮め虫にお引き取りいただこうと始まった、怨霊信仰による鎮魂行事がはじまりだそうで・・・う~ん、でもどうかなあ、もとは源氏に仕え、運命のいたずらで平家に仕えることになり、源氏復帰もできたのに恩義により平氏にとどまった実盛さんは立派な「もののふ」、いくさ前にはとっくに「覚悟」は出来ていた筈と思うし、他の植物ならまだしも「稲」ですよ「稲」、天孫降臨で天照様から天壌無窮の御神勅と一緒にもたされた、一番大事な「命の根」の「いね」ですよ、この怨霊説には個人的にはどうしても賛同しかねますよ。

 

殺さず戦わず帰っていただくだけ、ってあたりに縄文人から引き継いだ「やまと人」のDNAを感じます。また青森県五所川原市相内の虫送りでは「いつもこんだらどうすべな(いつもこんなに良くてどうしようか)」と歌いながら送るとか・・・これはまごう事なく収穫前に豊作が約束されている神道の「予祝」そのものではございませんか。

 

約半世紀前の私の子供時代には自分の村ではすでに行われていなかったけど、隣町の府中市でお勤めがあったときに「栗柄町」で、太鼓をたたき踊りながら虫を送るという「虫送り太鼓」を見せていただきました。まだ残っていることがうれしいですよ。広島県庁さんや府中市役所さんはこの「虫送り」を是非ぜひ、県や市の「無形文化財」にしていつまでも守ってくださいませね。

 

平成から令和、自然の猛威が厳しい年が続きますが、今年も稲の収穫がはじまっています。今年も新米を心から楽しみにしています。

 

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(「魔女の一撃」画像はWIKIからお借りしました)

先月30年振り位に、不意にぎっくり腰になりました。自室の椅子から立ち上がった途端に「あいたたたっ!」となり、激痛に立っていられず、畳の上に倒れこむように横になりました。西洋ではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」というらしいですが、これはとても上手い表現だねい・・・なんてことを言ってる場合じゃ、とてもなかったのですけど。

 

数分後いくらか痛さが和らいだように思え、起き上がらろうとしたその時、頭は「起き上がれ」と命じているのに、体は動かない、多分動けばより痛みが増すことが分かっているので、表の意識より無意識がどうやら勝るのか、運動神経に緊急停止命令がかかっていたのだろうと思います。

 

ほんの数センチの移動や寝返りだけで激痛のなか5分以上かかる、こんな思いも8年前に胃癌入院ベッドの上以来、久しぶりのことでした。

妻の勧めで近所の整体院診察、施術、少しマシな状態で帰宅するも時間経過で元通りの痛み、どうにもなりません。

 

そこで今度は薬に頼ることに。職場隣接の診療所があります。職場には電話で休ませていただくようお願いし了承されていましたが、挨拶で受診前に立ち寄りました。同僚には看護師さんもいて、私の歩き方、素振り、顔の表情から「・・・大変ですねえ」と心から同情をいただきました。主任さんはすでに勤務シフトをとりあえず1週間休暇としてくださっていて回復に専念できる体制、ご寛容に感謝でした。

 

診療所で受診し、「いやあ私もなったことあんのよ、つらいよね」とか中味のほとんどは医師との雑談で受診終了、注射なしの薬処方で、帰りに薬局で痛み止めセレコックス錠剤とロキソニン貼付薬を受け取り帰宅、家で飲んで貼ってみると・・・あら不思議!痛みは嘘のようにあっという間に雲散霧消、動きスムーズ、腰を激しく回しさえしなければほぼ通常状態!!結果翌日から勤務再開、2日間のお休みで復帰することができました。これには自分でもびっくりでした。優しい魔女でよかったねえ♪

 

いやはや、畏るべし、薬の力!縄文時代の竪穴式住居遺跡からも、薬草がいくつも見つかっているそうで、人類は1万数千年以上前から薬の発見、開発をしていたのですね。その膨大な叡智の結晶が現代の薬であります。(薬の起源の記事:日本製薬工業協会 http://www.jpma.or.jp/medicine/med_qa/info_qa55/q02.html )

 

古事記の神話の中にも「薬草」が登場します。大国主命と「因幡の白兎」の有名なお話、ワニに皮を剥がれた上に、意地悪な大国主命の兄神たちに騙され海の塩水を浴びてしまった哀れな白兎を大国主命が救ったのは、「蒲の穂綿にくるまれば♪、兎は元の白兎(^^)」と唱歌にも歌われている通り、実際に皮膚に対して薬効成分があるといわれる「蒲の穂綿」でした。

(因幡の白うさぎの神話:道の駅 神話の里さんのHP http://sirousagi.com/story.html )

 

大国主命をお祀りする全国多くの神社、中でも出雲大社と並んで代表格の一社が「大神神社」(おおみわじんじゃ)、そういえばここの神社には全国から薬草や薬効ある木々が奉納され、薬草の小道がありました。神様は私たちの健康に役立ってくれる植物を人類有史以前の遥か過去からちゃんと用意してくださっていたのですね。ありがや、ありがたや。

 

特に化学薬品には副作用が多くみられるのと、政治と癒着して税金から薬代をごっそり抜き取る悪徳企業やお金儲けのために過剰に薬処方をする一部の算術医師などの存在により、実は私は薬というものにあまり信頼を置いていませんでした。薬そのものに対してというより、弱みに付け込んで金儲けの道具のみに利用しようとする不埒な輩が嫌なのですよ。

 

ですが現実に私は薬にもずいぶんと助けられている・・・今回のぎっくり腰体験はそんな私の傲慢を諭してくださったのかもしれません。但し一番大切なのは日頃の食生活と生活習慣、薬を使うにしても十分な見極めの上という考えは変わりませんよ。

 

代わりはなく、地球さまからの借り物の我が身、いたわりながら生涯お付き合いを続けさせていただきます。

 

 

全く個人的感情のお話です。

オリンピック東京開催、おめでとうございます。

万博、大阪開催決定、おめでとうございます。

もしオリンピックではなく、震災復興の寄付金付き年賀はがきがあったら、なんの躊躇もなくそちらを購入なのですが、寡聞にして存じなく。

もしあったら是非教えてください。

オリンピックや万博で建材も建築人財の人件費も高騰するのですか?

オリンピックや万博で大きなお金が動くのですか?

私の順序は東北・熊本・広島の復興が断然先です。

オリンピック、万博日本開催嬉しいのですが、全く個人的には未だ傷跡の残る復興の迷惑にならなきゃいいと願っています。

がんばろう、日本なのであります。

 

餅つき・・・今では全自動餅つき器が、一晩水につけておいたもち米を、蒸して、ついて、お餅の塊にしてくれますから、私達家族の役割は、取り出したアツアツのお餅を小さくちぎり、揉み込んで形にすることです。

 

やや丸めた左の手のひらにお餅を載せ、同じくやや丸めた右の手のひらで蓋をして、人差し指から小指までの指先をお餅の下にほんの軽く潜り込ませるように包み込み、右の手のひらを時計回りにクルクル回す。するとお餅は手の中で反対の左回りに回り始め、まるくお餅をこねることができたら右手を外し、左の手のひらを真っ直ぐにした上で、右手の平でお餅の頭をポンポン、軽くならせば一丁上がり。物心ついてからずうっと続いている、一緒にこねる家族は移り替わっていても、風情は変わらぬ年末の家族の情景、郷愁の一場面です。

 

で、今年気がついた変化、それは「片栗粉」。指で押せば、「キュッキュ」と音のする、お餅がもろ蓋などにくっついてしまわないように薄く引くあの白い粉。もうとっくの昔にじゃがいものデンプンで代用され、「かたくり」は名前だけが残っていたけど、今年妻がスーパーで買ってきたのは「もち取り粉」()。包装袋を見てみれば、色は白いけど中味は片栗ではなくて、代用のじゃがいもでもなくて、「コーンスターチ」ですって。

 

 

片栗はかつて多く自生していたらしいけど、今では群生地は数えるほど。花は下向きに咲き、花びらが反り返っている独特の形が印象深いですね。私の地元のローカル線JR福塩線沿線には自生地がいくつかあって、春先の開花時期に訪ねると薄紫の愛らしい美しい花が出迎えてくれますね。(下の画像はWikipediaからお借りしました)

 

 

コーンスターチはお菓子や餃子などの皮にもよく使われていて、普段知らないうちにでも普通に口にしているおなじみのものだけど、食品メーカーでもなく家庭でこねるお餅に、片栗粉でなく、せめてじゃがいもデンプンでもなく、コーンスターチっていうのが、なんとなく私には違和感が湧きましたね。

 

日本伝統のお餅にまで「輸入トウモロコシ」由来のものが浸透している・・・畜産飼料ももちろん、日本はすでに輸入トウモロコシ抜きには食糧事情を考えられない国になってしまっているのかなあ。

 

生命線を握られている・・・すでにそうなのかもしれない。流行りの炭水化物ダイエットもそうでしょうに。鯨といいマグロといい、日本へ食肉を輸出する業者がなんとよろこぶ話題だこと。じゃあお米が確固たる主食であった時代の昔の日本人は肥満だらけだったってこと?私には別な事情があるように思えますかねえ。

 

自衛の思いも含めて、命の糧について自分でできる自給をもっと積極的にやっていこう、目指すは完全自給自足だと、コーンスターチもち取り粉を見て、新年に思いを新たにしたことであります。

 





皇居勤労奉仕団 某国国家元首表敬

3月28日から4日間、多分自身8回目の皇居勤労奉仕団に参加、
「掃除」こそ「場数」と「やる気」の度合いが最もわかり易く如実に現れる行動の一つ、
箒の掃き方、草取りの姿勢、一つ一つにどうしたって表れます。
皆さんの真剣度合いが伝わって来ます。
メンバーのご皇室崇敬の念篤く、日本文化・國體継承の同じ価値観の方々と気持ち良いご奉仕をさせていただいています。

お正月・天皇誕生日に両陛下・ご皇族の皆さまが慶賀をお受けになる宮殿広場をご案内いただいているとき、大きな大きな盆栽が宮殿正面左側の南車寄せ玄関広間に持ち込まれる光景を目にしました。

皇居勤労奉仕団に参加すると、宮内庁職員の方々でも立ち入りが制限されている場所にもお連れいただきご案内をしていただけます。
何度か参加させていただいていると、そのような大きな盆栽鉢が飾られるのは、国家元首級の賓客がお越しになる時だってことが察しがつきます。
風の噂によると聞いてビックリの方でしたが、なぜか公式発表も報道もなかったので未確認、どなただったのかの話はここでは控えておきます。
「国賓」のお迎えに使われる盆栽は現在2鉢だけ、「鹿島」と「根上り五葉松」。
今回は大きな鉢だったけどこの2鉢ではなかったので、国賓級の方だけど半分お忍び、「公賓」であったようです。

宮内庁職員の方々からはどこの国のどなたが、なんて案内は絶対にいただけません。「某国大統領」がご訪問、とだけご案内いただきました。
まあどなたがいらして下さっても私どもには関係ございません。我等奉仕団はご奉仕の誠を尽くすのみですから。

唯、日本てなんて素晴らしい国なんだ、と思ったことがあります。

普通国家元首の行く先では外国ではよく報道で目にする通り、通常なら自動小銃など装備した兵士が数メートルおきに立ち警護にあたり睨みを利かす、なんて絵を目にします。
日本では天皇陛下と某国国家元首が会見なさるその宮殿の庭には、もちろんピストルを持った警官は皇宮警察派出所や要所の場所にいらしたけど、小銃を抱えた兵士の姿などはなし。係官がお迎えの準備をなさっている傍らでなんと一般庶民が「掃除」をしている。勤労奉仕団の身体検査は、参集殿や赤坂東宮御所で、両陛下や皇太子殿下のお出ましでご会釈を頂戴する時だけ、なんて、日本人は不思議には思わないけど、国際的には異例のことでしょう。

おまけにこの3月25日から31日には皇居の桜が楽しめる「通り抜け」の期間中。
坂下門から入り、宮内庁前を通り、乾通りを歩き、乾門・東御苑大手門・平川門・北詰橋のいずれかで退出のルートで、本当に沢山の方々が、ひっきりなしに通って行かれます。
外国だったらまず会見日は受付中止の立入禁止でありましょう。
その前に、宮殿敷地内に桜を楽しんでねと誰でも無料で民間人を招き入れる国って他にあるのかしらと思います。

宮内庁左側の短い坂を登ると、もうそこは宮殿。
会見場所の近くで民間人が掃除はするは、通り抜けで一般参観客は遊歩しているは、兵士はいないはなんて、こんな平和な光景は我々にとっては慣れ親しんだ季節行事なのですが、これは世界でも例のない特異なこと、政治権力など問題外の、それを遥かに凌駕する「権威」がありながら力を振りかざすこともない天皇と、敬慕する国民の親愛が成り立っている日本ならではの光景ではないかと思うのです。

29日には両陛下ご会釈、インフルエンザでご静養の報道が気がかりだったすぐ後、なんと被災地慰問行幸の報道が聞こえてきました。
ご公務・祭祀ご多忙にも関わらず、この度も奉仕団にお会いくださるために幾久しくお出ましくださいました。
美智子皇后陛下は何度も何度も「ありがとう」とお言葉をかけられます。
感無量、言葉が追いつきません。

参加者への健康上の配慮から申込時76歳になっていたら奉仕団には参加できません。
それまでに可能な限り、許されるだけ、何度でも。
なんて幸せなんだろう。

天皇(すめらぎ)・弥栄!


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めでたく長女を出産した姪っ子

だけどその子が退院するまさにその日、腸に異常が見つかって緊急再入院+手術となりました。幸いにして大事には至らず、術後経過も良く、現在では退院して子育てにいそしんでいます。

 

姪っ子から内祝いをいただいたのでお礼のメールを送りました。

自分の記録に残しておきます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◯◯子さん、長女誕生内祝いに素敵なバカラペアグラスをありがとう。
妻と大切に使わせて頂くよ。


出産の後、正に退院のその日に、◯◯子ちゃんの腸の不具合が見つかってまさかの入院、手術、大変だったね。だけど「早く判って良かった」と言ってたと◯◯姉から聞いて安心しています。こんな時こそ母親の落ち着きが一番だものね。


受精できるのは何千万の精子の中のたった一つだけ。私はついこの間まで受精の時には、
一番強くて、一番早い精子が受精出来る・・・と思っていた。ところがそうではないらしい。
卵子は保護のために丈夫な保護膜で覆われている。


三重県で建設会社を経営なさっている赤塚高仁さんが、広島の産婦人科フジワラレディースクリニックで見せて頂いた受精の動画によると、いち早く卵子の元に到着した、強くて早い精子は膜に突進、だが敢え無く膜に阻まれ弾かれる。強い早い精子から順番に突進するけど中々膜は破れない。何十万、何百万回の突進の後、とうとう膜にほころびができる。受精できる精子はその時ちょうど「あっ、あそこが開いてるねぇ」と飛び込むことができた精子なのだそうだ。宝くじに何度か連続当選するより凄い確率、赤ちゃんは受精の段階で途轍もない強運に恵まれ、天から受精を望まれ、頂いた刹那で受精し生を受けるということだ。その段階ですでに大幸運だ。

戦闘機零戦や隼の設計者で、世界で初めてペンシル実験ロケットを飛ばし、惑星「イトカワ」探索の「ハヤブサ」の元になった糸川英夫博士は、数あるご著書の中で「人間は胚で生まれる」と説かれた。

動物は生まれて小一時間もすれば自分の脚で立ち、餌を求めて歩き出す。
動物の母親は4本足、丈夫な背中の下に大きなお腹があり、胎児は十分成長しほぼ完成した状態で生まれてくる。だけど2足歩行の人間の赤ちゃんはそこまで大きくさせると産めなくなってしまうためお腹で成長させることがことができない。人間の赤ちゃんは言わばこれから成長する胚、成長過程の不完全な状態で生まれてくる。誰かが手をかけないと赤ちゃんは生きて行くことはできないんだ。


ナチスがある実験をした。人間の赤ちゃんを2つのグループに分け、一方は授乳の時、抱き抱え、瞳をみつめて話しかけながら授乳した。もう一方のグループは授乳の時、抱かず、瞳を合わさす、言葉を交わさず触れもせず、で授乳した。子育てで愛情をかけて育てた子と愛情無しで育てた子で、その後の生育、性格形成にどういう影響、差異が生じるかの実験だった。だがその実験は失敗した。なぜなら愛情をかけられなかったグループの赤ちゃんは全員死んでしまったから。人間の赤ちゃんは、手をかけるだけでなく、更に「愛情」を注がなければ成長
していくことはできないんだ。
光と風Hi-fu ヒトコトバ https://www.youtube.com/watch?v=1YoS38tw_b4


愛情を受け取るために赤ちゃんに与えられているのは「笑顔」「表情」「仕草」だけ、これで私たちは赤ちゃんを「かわいい」と感じ、「守ってあげたい」と思う。考えて見れば私たちはおそばから離れて何十年だけど、赤ちゃんはついこの間まで、神さまか仏さまかSomething Greatだかのおそばにいたんだ。一番天使に近い存在だもの、光そのもの、愛らしいのも当たり前のことだね。

赤ちゃんは親を選んで生まれてくるという説がある。天から眺め、自分の課題とする魂の成長に最も適した親のもとに、このお母さんと話したい、このお母さんの元で育ちたいと思ってその母親の元に生まれてくるという。


流産を経験なさった女性には辛い説かもしれない。だけど流産なら私も双子を含め3人経験している。長女◯◯が生まれるときには、ただどうか命を持って生まれて来ておくれと心から手を合わせた。私は命に対して傲慢だったのだ。あくまで私個人のことで人さまの経験はまた別だと思うが、今では私の場合は命に対する傲慢がどういうものか経験をさせてくれるためにその時の赤ちゃんは過酷な役割を果たしてくれたのだと感謝の気持ちでいる。流産は3人で今、私には3人の娘、それぞれが魂を引き継いでくれていると思っている。


話を戻して、◯◯子ちゃんは◯◯子さんを選んで生まれて来たのかもしれない。お目が高いと申し上げるしかない。


子を産み育てること、産んだから親になるのではなく、子育てで親も親として成長していく、なんと素晴らしいことではないですか
!

大丈夫です。怪しく聞こえるかもしれないけれど、すべては魂の経験と成長に結びついています。一人でもありません。困った事がもし出てきたらいつでも遠慮なく教えて下さい。我が家でももちろん、一族上げて必ず応援して助けて差し上げます。どうぞ安心して◯◯子ちゃんを育てて下さい。◯◯子さんと◯◯さんの夫婦なら間違いなく大丈夫です。


またのお目文字頂戴楽しみに、また会いましょう。◯◯さんによろしく。

くれぐれも御身お大事にね。

小林正観さんファンのお店 うたしショップかわむら楽

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日本で天のこととなるとやはり
「古事記」
ですがそこでは
罪・咎・穢れ・不道徳なことも
赤裸々に語られています


伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は我が子である
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)の
首を刎ねて殺してしまいました

殺生・・・旧約聖書でも有名な
カインとアベルの兄弟の逸話
とかありますね
外国や色々な教典の例も多いようですが
ここのブログではやはり日本の神さまから
入っていきますね・・・

大国主命(おおくにぬしのみこと)と
兄である八十神(やそがみ)達との確執
その果ての2度にわたる謀殺

これは「殺人」(?)



黄泉の国での伊弉諾尊が
伊邪那美尊(いざなみのみこと)の
言葉を聞かないで盗み見したこと

これは「約束破り」(?)

黄泉の国から逃げるときの
伊弉諾尊の後ろ手のしぐさ

これは「呪い」(?)

黄泉平坂(よもつひらさか)での
口論ほか全部まとめてひっくるめ

これは「夫婦喧嘩」(?)

そしてとうとう
別れに至ってしまう

これは「離婚」(?)



愛妻に家を作ることを歌った
日本最初の和歌「八重垣」素戔嗚尊
苦難の果てに八上姫(たがみひめ)と
夫婦として契った大国主尊
・・・でありながら
他の女神と情を交わした

これは「不倫」「浮気」(?)



大国主尊の子供は
「古事記」180柱
「日本書紀」では181柱

これは「不倫」+「隠し子」(?)



大国主命の兄達が
因幡の白兎が苦しんでいたところを
騙して余計にひどい目に合わせた

これは「いじめ」(?)



大国主命が丹精込めて
成し遂げた国造りを
譲りうけ行った天孫降臨

これは「制圧」「併合」(?)



・・・とまあ
あるはあるは
世間一般で良しとされず
非難の対象として
受け止められるかもしれぬ行為が
ザクザク出てきます

もはや是非もございません
なにせなさっている主体は
日本の「神さま」達なのですから



不道徳・罪・咎(とが)・穢れ(けがれ)

このような場面では
占いにより神の是非判断を仰ぎ

また禊(みそぎ)により
穢れを祓い清めた後
リセットして活動再開

たとえボコボコの極みの状態であっても
敗者復活の道は用意されている

行動で償いをする機会もいただける

黄泉の国でつらい経験をされた伊弉諾尊が
最高神を含む「三貴神」
天照大御神さま月読命さま素戔嗚命さまをお産みになったのは
ドツボの状態からの禊の場



あるいは

良しとされない出来事があっても
後に続く
引き継ぎ継続
次に生まれる何かがある


例えば火之迦具土神のように
生まれてすぐに首を刎ねられ
はかないほど短く
過酷な生涯であっても
飛び散った血潮からは
新しい神さまが生まれているし
秋葉神社では
火之迦具土神をきちんとお祀りなさり
崇敬を集められています




怪我・病気、いわゆる不運は
「あなた進んでいる方向が違うんじゃないの?」
と小さなサインを出してくださっても
受け取り側がメッセージに気付かない場合に

必ず気付いてもらうために
解りやすく少しサインを大きめにして
病気・怪我など現象として生じさせ
気付きのきっかけをくださっていることで
罰でも懲らしめでも処刑でもない



「祟り」(たたり)

この字は昔々
「出」の下に「示」ではなかったそうです
(「出」に「示」なら神に追い出されるの意)

古い文献では「山」の下に「教」と書いたんですって
H先生に教わりました
(書いてみてください)
高いところから教えが出てくる
教えてくださる
これがもともとの「たたり」

たたり もとの字


ということは
罪・咎・穢れ・不道徳は
「致命的」でなく
「終わり」「とどめ」でもない


(もちろんやればいいよと申し上げているのでも
 奨励しているわけでも決してありません、念のため)

もともと穢れったって
自分の「気が枯れた状態」が
「気枯れ」(=穢れ)であって
何かに触れて汚いよとか
あれがあって汚らわしいではなくて
自分の状態の一つ

天の愛はかくも
半端なものじゃないです
愛情ではなく
「情」の入り込む余地などない
ただひたすら「愛」、だけ

では許されないものとは
4に続く