【イヅノメ/禊払いで生まれ出た巫女神】
黄泉から帰ってきたイザナギが禊をした時に生まれた女神がイヅノメ(伊豆能売)であると『古事記』に記されていますが、『日本書紀』には記載が無い神名です。
イザナギとイザナミは、「国産み」によって多くの国土と島々を、そして「神産み」によって数多くの神々を生み出した。
しかし、イザナミは火の神ヒノカグツチ(ヒノヤギハヤオ)を産む際に重い火傷を負い、その結果、死者の国である黄泉の国へと旅立ったのでした。
イザナギは愛する妻を取り戻すために命を懸けて黄泉までやってきましたが、八雷神(やくさのいかづちのかみ)が憑りついたイザナミの姿を見て逃げ帰ります。
イザナミは、見てほしくなかった醜い姿を夫に見られたことで憤慨し、イザナギに黄泉の軍の追手を放つと、怒りのあまり自らも追いかけました。
イザナギが地上と黄泉の国の入り口にある黄泉比良坂(よもつひらさか)の麓まで逃げてきた時、そこに生えていた聖なる桃の木から実を3個取って投げつけると、八雷神と黄泉の軍は撤退しました。
この桃の神霊であるオオカムヅミの助けなどもあり、恐ろしい黄泉の軍勢をなんとか追い払い、黄泉の国の入り口を大岩で塞ぎます。
行く手を阻まれたイザナミでしたが、その大岩に向かいイザナミは「愛する夫よ。このような事をするならば、そちらの国の人間を1日1000人くびり殺しましょう。」と言い放ちました。
イザナキは「愛する妻よ。それならば、1日1500の産屋を建てよう。」と応えました。
ここから、人の「生」と「死」が生まれたといいます。
そして、黄泉の国から帰ってきたイザナギが、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原の清浄な水で体をすすいだ時に、様々な神様が生まれました。
その中に「穢れの神」と「穢れを祓う神」という相克の関係の神々がいて、その一柱がイヅノメとされています。
以下が「穢れの神」と「穢れを祓う神」の五柱です。
・ヤソマガツヒ「様々な禍、穢れの神」
・オオマガツヒ「大きな禍、穢れの神」
・カムナオビ「穢れを祓う神」
・オホナオビ「穢れを祓う神」
・イヅノメ「穢れを祓う神」
イヅノメの神名は、代名詞である「いづれ」の「いづ」に「の女」を合わせたものだと言われます。
また、イヅノメの「イヅ」は厳「いづ」で、「斎(い)み清めること」「穢を洗って清められたこと」を現しているとも、清浄なる水で禊をすることからイヅノメを、水の神ハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメと同神とする説もあります。
『延喜式神名帳』にはこのイヅノメを祀ったと思われる出雲国出雲郡の「神魂伊豆之賣神社」が記載されており、同社は伊努神社(島根県出雲市)に合祀されたとされていますが、同社の祭神に現在イヅノメはいないようです。
【お祀りする神社】
鵜戸神宮 境内 九柱神社 (宮崎県日南市)
鳥屋崎神社 (宮城県石巻市山下町)
八幡菅田比賣神社 (奈良県大和郡山市筒井町)
畠田神社 (三重県多気郡明和町)
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