【現人神社(あらひとじんじゃ)】(福岡県那珂川市)
福岡県那珂川市に鎮座する現人神社は、全国二千社以上ある住吉三神をお祀りする神社の元宮ともいわれる古社です。
ここから勧請を受けたのが住吉神社(福岡市博多区)とされ、その歴史は14代仲哀天皇の后である神功皇后の時代に遡り、神功皇后所縁の伝承も残っています。
社伝によると、黄泉から帰って来たイザナギが現人神社のそばで禊祓いをされた際に生まれたのが住吉三神(底筒之男命・中筒之男命・表筒之男命)で、約1700年前、神功皇后の命により、藤原朝臣佐伯宿禰(ふじわらのあそんさえきのすくね)が祀官を務めるようになりました。
住吉三神は前述のとおり禊払いで生まれた「禊祓の神」で、海の神、航海の神ともされます。この三神が神功皇后の三韓征伐の折、荒れ狂う玄界灘の大海原で苦難しているところに姿を現し、朝鮮半島までの航海守護を務めました。
無事帰還した神功皇后はその神恩に感謝し、現世に姿を現したことから「現人神」と称するようになりました。
平安時代になると、朝廷より派遣された大蔵原田氏、少弐氏により尊崇を受け、広大な境内を有し繁栄を極めま、往時は博多の住吉神社とともに、後白河院領として広大な領地を有していました。
約900年前の寿永年間、太宰少弐原田種直(はらだたねなお)が岩戸河内(那珂川市安徳)に館を設けた頃より、現人神社は岩戸郷二十三ヶ村(那珂川市)の総社として仰ぎ奉られました。
神領・神田等多くの寄進があり、原田家の厚い崇敬を受けました。
社人も三十余名おり、官幣も捧げられる程に繁栄しており、御幸・流鏑馬・大相撲等、神事も盛大なものであったと伝わっています。
しかし、約400年前の戦国時代(天正14年)、島津軍との戦乱のため現人神社も兵火により社殿・神宝・古文書・縁起がことごとく焼失し、社人三十余名も戦乱に命を落とす悲惨なものでした。
佐伯刑部(さえきおりべ)の跡取り・松千代(当時7歳)が一人だけ生き残り、祀官を継ぎ今に至ります。
300年前の元禄年間、当時の地頭であった黒田靭負重実のもとで、村人が現人神社の復興を図り、現在の神殿が再建され、正徳4年(1714年)には石の鳥居が奉納され福岡市の文化財に指定されています。
天明7年(1787年)に第九代藩主黒田斉隆(くろだなりたか)の参拝を受け、石灯籠一対の寄進がありました。
常夜燈(文政7年)、手洗鉢(天保14年)、狛犬(明治15年)、注連掛石などがあります。拝殿の中には、文政7年(1824年)に第十代藩主黒田斎清(くろだなりきよ)により寄進された絵馬をはじめ、嘉永6年に斎藤秋圃の描いた絵馬など、天保・嘉永・文久年間に奉納された古い絵馬が残り、再び様々な祭祀祈祷が盛んに行われるようになります。
明治5年には、太政官布告により現在の現人神社に改称され、近年はパワースポットや写真映えスポットとして知名度を高め若い方々の参拝も後を絶たない神社です。
◆ご祭神
住吉三神(底筒之男命、中筒之男命、表筒之男命)
神功皇后(相殿神)
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