【アマテラス/皇祖神でもある太陽の女神】 | 八百万の神の浮世絵師 持田大輔

八百万の神の浮世絵師 持田大輔

日本最古の歴史書『古事記』を題材に絵を描き活動しています。
八百万の神々が織りなす天地創造、天岩戸伝説など神様の喜怒哀楽が記された神話を少しでも多くの方に知って頂きたいと思います。

【アマテラス/皇祖神でもある太陽の女神】

 


@art.mochida.daisuke
八百万の神の中で最も尊い神様、

 

太陽の女神アマテラス(天照大神)を描いてみました。


アマテラスは、太陽を司る太陽神、

 

天皇、皇族の祖神、そして伊勢神宮内宮のご祭神でもあり、

 

アマテラスの別名「大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)」は

 

太陽に仕える尊い巫女を神格化した名前、

 

るいは太陽そのものの神格化と読めます。


『古事記』によると、イザナキが死者の世界とされる

 

黄泉の国(よみのくに)から逃げ帰ってきた後に、

 

清流で体を清めると沢山の神々が生れます。

 

その時に一番最後に生まれた「三貴子(さんきし)」といわれる

 

三つ柱の神がアマテラス、スサノオ、ツクヨミでした。


しかし、日本ではアマテラスですら完全無欠の最高神ではありません。

 

弟スサノオの暴挙に嫌気がさし、天岩戸(あまのいわと)に引きこもり

 

地上世界が闇に閉ざされ、数々の災いを招いてしまう

 

天の岩戸隠れ」を引き起こしてしまいます。

 

また、弟スサノオが高天ヶ原(天上界)にやって来る時に、

 

高天ヶ原を乗っ取られるのでは?と恐れたアマテラスは、

 

鎧を着て弓矢を構え完全武装しスサノオと相対します。

 

この時の様子をイメージして描いています。

『日本書紀』によると、アマテラスが、高天原(天界)から

 

葦原中国(地上)へ降り立つニニギノミコトに命じた三大神勅があります


その一つが「宝鏡奉斎の神勅(ほうきょうほうさいのしんちょく)


アマテラスは鏡を渡し「この鏡を私だと思って祀りなさい。

 

そして自分を映し、自省しなさい。

 

もし、私欲により民を苦しめるような『我』が映ったならば、

 

その『我』を取り除きなさい。」そう伝えました。


こうして、アマテラスの御魂代(みたましろ)の神鏡を祀り

 

感謝を届け、新たな決意を行い、最後に祈願する。


これが神社奉斎の始まりと言えます。

 

正しい参拝とは、最初に「感謝」し、そして「決意」し、最後に「祈願」となり、


このアマテラスの神勅の通りに天皇陛下は、皇居の宮中三殿にて

 

間20回以上の祭祀を執り行い、国民の繁栄と世界平和を祈っています。


何事もなく平和に過ごせることへの感謝と、

 

この国の君主である自覚のもとに、

 

平和と民の繁栄を祈願している姿は、

 

まさに神代から続く我が国の礎となってきました。

【神格】
✔︎太陽神 ✔︎高天原の主神 ✔︎皇祖神 ✔︎日本の総氏神

【御利益】
・国土安泰(こくどあんたい)・福徳・開運・勝運

【別称】
天照大神、天照大御神、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、お伊勢様、神明様、大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ、大日女尊(おおひるめのみこと)、大日霊(おおひるめ)、大日女(おおひめ)、皇大御神(すめおおみかみ)、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)

【系譜】
イザナギの子

【祀られている神社】
皇大神宮(内宮) (三重県伊勢市宇治館町)
芝大神宮 (東京都港区芝大門)
四柱(よはしら)神社 (長野県松本市大手)
神明神社 (岐阜県加茂郡八百津町)
高浜神社 (大阪府吹田市高浜町)
西宮神社 (兵庫県西宮市社家町)
新田神社(鹿児島県薩摩川内市宮内町)
榎原(よわら)神社 (宮崎県日南市南郷町)
普天満宮 (沖縄県宜野湾市普天間)
その他、各地の皇大神社 神明社と呼ばれる神社
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