【丹生都比売神社(にふつひめじんじゃ/にうつひめじんじゃ)】(和歌山県伊都郡かつらぎ町) | 八百万の神の浮世絵師 持田大輔

八百万の神の浮世絵師 持田大輔

日本最古の歴史書『古事記』を題材に絵を描き活動しています。
八百万の神々が織りなす天地創造、天岩戸伝説など神様の喜怒哀楽が記された神話を少しでも多くの方に知って頂きたいと思います。

【丹生都比売神社(にふつひめじんじゃ/にうつひめじんじゃ)】(和歌山県伊都郡かつらぎ町)

 


@art.mochida.daisuke
丹生都比売神社は、弘法大師に高野山を授けた神様が祀られているとされ、

 

神々が住まう高天原にたとえたのどかな天野盆地に

 

1700年以上前より鎮まる神社です。

 

かの弘法大師空海に高野山を授けた神として、

 

またすべての災厄を祓う神として広く崇敬され、

 

古くより高野山と深い関係にある神社です。

式内社(名神大社)とされ、紀伊国一宮でもあり、

 

別称として「天野大社」「天野四所明神」ともいわれ、

 

全国に約180社ある丹生都比売神(にうつひめ)を祀る神社の総本社です。


「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして

 

世界文化遺産に登録されています。

神社背後の尾根上には高野山への表参道である

 

高野山町石道(国の史跡、世界遺産)が通り、

 

丹生都比売神社は高野山への入り口にあたることから、

 

高野山参拝前にはまず丹生都比売神社に参拝する習わしでした。

◆祭神について
丹生都比売神(にうつひめ)は、『古事記』には記載のない神名ですが、

 

伊勢神宮(三重県伊勢市)に祀られるアマテラスの妹神である、

 

稚日女尊(わかひるめのみこと)ともいわれ、

 

丹生都比売神(にうつひめ)の御子神である

 

高野御子大神(たかのみこおおかみ)と共に紀伊・大和地方を廻りながら、

 

民のために農耕殖産(衣食の道・織物の道)を教え導き、

 

最後に天野の地に鎮まったといわれています。

「丹」というのは、朱砂(辰砂:朱色の硫化水銀)の採掘に携わる人々によって

 

祀られたという説があって、『播磨国風土記』逸文にも「赤土」の記載が見え、

 

全国にある「丹生」と名のつく土地・神社は、水銀の採掘に

 

携わった氏族(丹生氏)と深い関係があるとされます。


◆御祭神
・丹生都比売大神/諸々の災いを祓い退け、一切のものを

守り育てる女神。不老長寿、農業・養蚕・織物の守り神。
・高野御子大神(丹生都比売大神の御子神)
・大食津比売大神(オオゲツヒメ)
・市杵島比売大神(イチキシマヒメ)
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