PCのスピーカーにLogicoolのZ120というスピーカーを使っていたんですが、ちょっと困った症状が出てきました。
スピーカーのボリュームを回しても、左側のスピーカーの音が変わらないんですよね。
そんな壊れ方する?とは思ったものの、ちょうどいいタイミングなんで買い換えることにしてみました。
ただ、今のスピーカーの置き換えという感じなので以下の条件があります。
・USB電源駆動
・フロントでボリュームコントロールできる
・ボリュームに電源スイッチ機能あり
・背は低め
この条件に合致するスピーカーとしてはエレコムとかバッファローにUSBスピーカーがあるんですが、コントローラーがUSBケーブルの途中というのがイマイチ。
さて、どうしたものかと思ってビックカメラの売り場を見ていたところ、オーディオテクニカのUSBスピーカーを発見。
オーディオテクニカってPC向けのスピーカー売ってたんですね。知りませんでした。
背がちょっと高いのがイマイチでしたが、それ以外の条件は合っていたので思い切ってこれにしてみました。
ボリュームが金属でカッコよかったというのもありますが。
実際にPCとつないでみると、さすがオーディオメーカーが作っただけあるなという驚きがありました。
それはノイズの少なさです。
USBバスパワーのスピーカーって名前の通りUSBから電源を取ってるんですけど、たいていはPCから取るのでPCのノイズがそのまま音声に乗ってくるんですよね。
音量を大きくしたときに「サーッ」というノイズが出てくるのはまだマシで、ひどいやつだと音が小さくても出たりとけっこうこのPCノイズには悩まされてきました。
(ちなみに上に挙げたエレコムのスピーカーは別PC用に買ったものの、かなりPCからのノイズを拾うということもあり、早々に使わなくなってしまいました・・・)
しかしこのオーディオテクニカのAT-SP95は音量をかなり大きくしてもノイズがかなり少なく、まったく気にならないレベルです。
これはかなりびっくり。
肝心の音質ですが、クセのないクリアな音声って感じで、どこかの帯域が強調されているという音ではないですね。
前に使っていたLogicoolのZ120が低音強調ということもあってか、最初はスピーカーの口径の割には低音が響かないという印象がありましたが、むしろZ120が変に低音強調だったなという感じです。
音楽もいいんですが、Youtubeとかで人が喋る声を再生したときの音が広がる感じがあって新鮮ですね。
ドンシャリが好きな人は不満かもしれませんが、スタンダードな音を鳴らせるスピーカーとしてはなかなか悪くないかなと思います。
不満があるとすれば背がちょっと高いことと、私が買った個体は若干右スピーカーのほうが音が大きいことでしょうか。
まあ個体差っぽいですけど。
もう少しコンパクトさは欲しかったですが、価格と性能を考えるとなかなかいいスピーカーでした。