鬼母だって揺らぐときもある | everlasting~シングルお母さんの子育て日誌with猫~

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2010年、長女の出産と死を経て、ブログ一時休止。
2017年、何を思ったかブログ再始動。私と次女with猫で暮らすのんびり気ままな日々を綴っています。
…と思いきやまた休止中で現在2023年です。

5歳ほやほやの娘の育て方に悩んだお話。






あることをきっかけに自分の育児を振り返ることがあり、
ボソッと娘の担任の先生に打ち明けたらば、ある本を薦められました。



読み耽ること数日。
しつけってなんなんだろうと自問自答。


昨今、悲しいニュース連日を目にする中(そしてあまりに悲しい為目を背ける)
人の親になった私って、なんぼのもんやねん。なにが偉くて娘に命令するんじゃ。と考えることがよくあります。


鬼母を自称してますが、
娘がこんなに内気なのは、私が抑圧しているからかもしれない。


出来るならば、
私も他の親御さんのように、

命が危ぶまれたときや他人を傷付けるようなことをしたときだけ叱りたい。


けれど現実は、


「早くしなさい!」
「片付けなさい!」
「あーしなさいこーしなさい!」


仕事を終えて保育園に迎えに行って、帰宅後は就寝まで怒涛の毎日です。
私の都合で娘を急かして、それを娘の為だと転嫁しています。


でもそれじゃダメだとわかってはいます。
わかっていて実行できないんじゃあ、わかってないことと同じことですよね。

ははは、ダメなお母さんでございます。



感情をぶちまけて怒るんじゃなくて、諭したい。



その薦められた本を読んでから、
まずシャーーー!と牙を剥く前に、ワーーっとどこかに気円斬やソニックブームを放って心を落ち着かせてから娘と向き合うようになりました。


怒ることを一時やめてみたわけです。
一日怒らないデーはたまに設けていたけれど、意識して長期間怒らないようにするのはなかなか大変です。



そしたらね。


娘が保育園でよく話すようになったそうです。
困ったことが起こったら、先生に言えなかったのに、
ちょっとずつ言えるようになったみたいやし、

そのうえよく笑うようになったそうです。


常日頃、私たち母娘は、ワーワー言うて楽しくやってますが、
たぶん他のお子さんよりだいぶ怒っていたと思います。


登園時にモジモジして黙りこくる娘に、

ほら、ご挨拶は!?

と、声掛けするのもやめました。
失礼なのかもしれないし、挨拶は人の基本!それをさせないなんてなんて親や!の声もあるかもしれません。

けれど、先生に言われたんです。
「お母さん、それ一旦やめてみましょ。娘ちゃんが自分から言えるようになる日は必ず来るんでのんびり待ちましょウインク




目からウロコドーン!( Д ) ゚ ゚
承知致しました!
口出しするのを我慢するのもなかなか至難ですがね。


しばらく経つと、
娘の肩に手を乗せたら100パーセント挨拶できるようになりました。
肩スイッチを押さなくても言えるようになってほしいけど、ここはグッと耐えます。




我が子の良いところを100個挙げよう!

という文面をどこかで目にしました。
恥ずかしながら、親である私でも娘の良いところは100個も言えません。


けれど些細なことでも見つけていけば、長所も短所も見直せるんだろうかと娘を観察しています。


おしりを見せつけておどけるところが可愛い。
ソウさん(猫)が私に抱っこされてると拗ねる 。
そんなしょうもないこともひとつに数えています。



忙しいときにママママ話しかけられると「なにっ!?ムキーとキツいトーンで返事するのも一呼吸置くようにしました。
(っ'-')╮=͟͟͞͞ 爆弾


子どもはどうしても親の都合に振り回されてしまう。

自分の都合で純粋な感情を振り回さない。
娘の話をちゃんと聴く。

と、頭の中でリフレイン。


自分の命よりも何よりも大事な娘が育っていくことは、
人として親として不完全な私も育っていくということなのかな。




怒ることをやめてみたら、
甘えん坊に拍車がかかって家では甘えん坊将軍ですが、
これもしばらくしたら落ち着くかしら。






薦められた本の内容すべてを肯定出来るわけではありません。


私がその著者と話したら胸ぐら掴んで喧嘩になるかもしれません。(笑)

でも得るものはありました。

   


他人の意見を聞くって大事。(残念な読解力)




育児本&コラムのようなものは今まで好まなかったけれど、
娘が毎月保育園から持ち帰るちいさなかがくのともについてくる大きな人向けの付録を読むのが好きでした。

年長さんになった娘は今月からかがくのともを持って帰ってきます。

ということで、私も
保護者向けの母の友
を購読していくことにいたしました。

付録もついてます。(嬉)
4月号は大好きな林明子さんの特集でした。
和む。照れ

て、なんのこっちゃな話ですが。



年配の育児業従事者に。
しかもその世界では名の知れた方に。
自分の育児を否定されるとへこむもんですね。
(´・ω・`)でもすぐ立ち直る毛だらけのアイアンハート。



なんだか色々悩みましたが、
桜がちらほら咲き始めた頃には吹っ切れました。ニヤニヤ
いや、吹っ切ったらあかんのだろけど。
もっと考えなあかんのだろけど。滝汗

くよくよ出来ないしないのが私のモットーであり短所であります。ニヤニヤ
さあ、どんな子に育つでしょうか。
母はまだまだ勉強中です。

娘は絶賛おちゃらけ中。







こちら簡単な自己紹介的記事です。
良かったらご覧下さい。(*^^*)