こんばんは、ヤオスケです。今夜は「人口減少」について思うことを書きました。
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日本はゆるやかな衰退期に入っている。この衰退期をどうやり繰りしてゆくのか。社会のマネジメントが問われてくる。
2006年を境に日本の総人口は減少し始めている。50年後には1億人を切ると言われている。
日本の人口は鎌倉時代あたりから、ずっと一貫して増え続けてきた。鎌倉時代には700〜800万人しかいなかったのが、江戸時代に3000万人になり、ピークの2006年で1億3000万人。そこから一転して急スピードで下がり始める。
人口減少の原因は何かということについて、少子化が語られる。将来に不安があるから、若い人たちは子どもを生まないんだとよく耳にする。
本当にそうだろうか。そんな単純な理由で人口減少が起きていると考えてよいのか。将来に対する不安が今より大きい時代はいくらでもあったはずだ。
平川克美さんは、歴史の必然の結果として、人口が減っていると書いている。これは、民主主義と資本主義が発展した結果なのだと。
どういうことだろう?
民主主義と資本主義の発展とは、言い換えると個人の自由をどんどん拡大していく歴史だった。それが、ある種の臨界点に達したのが、現代の日本である。
とくに戦後の日本は、家族という最小の共同体を壊していきながら、個人が自立していく歴史だった。
身近な例はテレビだ。かつては一家に1台だったテレビが、1部屋に1台、さらには1人に1台となっていく。企業や生産者の側から見れば、それだけマーケットが広がるわけだから、当然そういう方向を目指す。
結果、個人個人がバラバラになって、働き方やライフサイクルも変わってきた。結婚年齢はどんどん上がっていき、家族を作らなくなった。人口再生産の機能を担う家族という単位が崩壊してきている。
人口減少が歴史の必然であるとするなら、それに抗うことは難しい。人口減少を受け入れつつ、ダメージが小さくなるように、できることをやっていくしかない。