【東日本大震災3年】植樹や献花で追悼 津波被害の千葉・旭
[東日本大震災]
津波被害を受けた民家の空き地にサクラを植樹する地元住民ら=11日、旭市下永井(城之内和義撮影)
東日本大震災の津波で13人が死亡、2人が行方不明となった千葉県旭市では11日、住民有志が、最大約7・6メートルの津波が押し寄せた旭市の飯岡地区で桜を植樹したり、ピンクやオレンジ色のガーベラを献花したりして犠牲者を悼んだ。
被災して更地となった場所に特設の花壇が設けられ、色とりどりに咲いたマリーゴールドや菜の花の間に、住民が思いを込めて新しい苗を植えた,rmtssp。活動の中心となった戸井穣さん(69)は「木々や花を増やして世話を続けることで、被害を語り継ぎたい」と話した。
津波のため午後5時26分を指して止まった時計があるJAちばみどり飯岡支店跡地でも、地震発生時刻の午後2時46分、集まった約100人が黙祷(もくとう)した。
旭市と千葉県の合同追悼式も開かれ、旭市立飯岡中学3年の遠藤太門君(15)が「震災で失ったものばかりではない。たくさんの人から優しさや思いやりをもらった」と感謝の気持ちをつづった作文を読み上げた。