不明の24億円全額着服を裏付け 基金元事務長を追送検 長野県警

逃亡先のバンコクから成田空港に移送された長野県建設業厚生年金基金元事務長の坂本芳信容疑者(手前)=2013年11月14日
長野県建設業厚生年金基金の巨額不明事件で、長野県警は5日、掛け金約20億6千万円を着服したとして、業務上横領の疑いで元事務長、坂本芳信被告(56)=業務上横領罪で公判中=を追送検した。
県警はこれまでの立件分と合わせ、不明となった約24億円全ての着服を裏付けたとしている。
送検容疑は平成17年6月~22年4月、基金の口座から39回にわたり掛け金約69億円を引き出し、このうち約20億6500万円を着服した疑い。
着服額は17年の9500万円から、20年には7億1300万円に増えていた。捜査関係者によると、女性との交際費や海外旅行などの遊興費に使い切ったとみられる,rmtssp。
坂本被告は掛け金約3億円の業務上横領罪で起訴され、長野地裁で公判中。ほかにファンド運用会社側から賄賂を受け取ったとして、収賄罪でも起訴されている。