
昨夜は、それこそバケツをひっくり返したような雨
おまけに、だんだん近づく雷の音。
そのうち、バリバリバリと閃光と共に超ド迫力マルチサウンド雷が落ちたかと思ったら
バチン、と電気のブレーカーが落ちました。
「近くに落ちたな」 ライターの火を頼りにブレーカーを戻すと。
灯りも、テレビもつくし、我が家は大丈夫なようです。
それから10分ほどして、消防車のサイレンの音、
2台,3台、5.6台はこちらに向かってます。
「お父さん、近くに落ちたのかしら?」母ちゃんも心配そうに起きてきました。
市の火災情報に電話すると、我が関下地区で建物火災が発生してるとの事。
「母ちゃん、ちょっと行ってくるわ」
「ハイ、気をつけてね」
実は、何を隠そう、私はまだ、消防団員なのです。
機能別消防団員
消防団を引退した人の中で、日ごろの訓練や行事には参加しませんが
火災、災害時だけ出動する、消防のОB団員みたいな制度が有るのです。
うちの地区も、消防団員が減少の一途、おまけにほとんどが会社員なので
昼間などは火災出動に対応できないんですね。
実際、消防機庫のすぐそばで火災が発生したが、団員が居ないので出動できなかったことが有りました、心配した団ОBが何人か機庫に来たのですが。
消防車を出す事が出来なかったのです。
数年前に、この機能別消防団員の制度を知り、関下囃子から3人応募しました。
機庫に着くと、他地区の消防車が、うちの機庫の前からホースを出している
其れなのに、我が地区の消防団員は誰も来ていない。
・・・・・恥ずかしいィ~~~~
甥っ子に電話。
「○○。お前何してんだ?」
「エッ?」
「エッ?じゃねえよ、機庫に誰も来てねえぞ!」
「エッ、火事ですか? どこなんですか?」
「馬鹿野郎!サイレン聞こえたろう!お前の地元だよ、サッサと機庫をあけろ!」
それから数分、甥っ子が連絡したのでしょう、団員が3名ほどきて
消防車がやっと出動
現場に着くと、我が関下囃子、いやさ、機能別消防団員 Sさんが傘をさして
野次馬を気取っています。
「Sさん、何やってんですか?なんで機庫に来ないの!」
「エッ?行ったけど誰も居なくてよ、おまけに鍵は締まってるし」
「鍵はSさんが持ってるでしょう、何で俺に電話しないの?
二人いれば消防車出せるんだから、ここで野次馬してる場合では無いでしょう?」
「アッ、いや、その、あの、・・・・・」
・・・・・・・・九十九里は災害の少ない地域です。
おまけに地区内での火災出動など2.3年に一回です・・・・・・・・
しかし!これほど、のんきな連中が居るのでしょうか?
マア、落雷で配電盤が焦げただけ済んだから良かったものの。
時々強まる雨と、轟く雷鳴の中、
私はこの地区の行く末を案じておりました。
で、ですね、火事の家が消防団員の家だったとは、・・・お後がよろしいようで・・・・・