
さっきまで、八街市の料亭、季節料理今ぜきのおやじと話しをしていました。
私の千枚漬を食べてもらい、批評をしてもらいました。
商品を作り、販売するに当たり、二つの考え方が有ります。
一つは、最高のものを作り、それに合った料金をいただく。
もう一つは、販売価格を設定し、それに合わせた素材、手間をかける。
今ぜきには、これを150円で販売したい、最高のものは使えない。
今私が持っている技術で、程ほどの素材で、量販を目指したいと、無理な相談。
これは、今ぜきにとっては難題かもしれません。
彼は、最高の素材を使い、彼の技術をおしみなくつぎ込んで、
最高の仕事をお客様に提供してるのですから。
・・・・・・・・・・・でも、安いの!
で、苦労してるのです、ここだけの話ですよ、内緒。
エッ?内緒だとお客さんが行かない?そうですね、
八百剛、材料費を考えないのであれば、
まずは良い昆布を使うこと、千枚漬は昆布のとろみが、それもガゴメ昆布みたいに
くどい物で無く、ほど良いとろみが欲しいね。
それと、甘味のある蕪であれば、もっと美味しくなるね。
しかし、販売価格が決まってるのなら、う~~~~~ん。
う~~~~~~~~~~~~ん。
充分に美味しいよ、もうちょっと、ケバク、するかね。
甘味、酢を利かせるか?
それだと、何処にでも有る味にならない?と私。
結局、二人の話の中でこれと言った方向性は見出せませんでした。
あとは私の工夫を積み重ねるしか有りません。
一つ良いヒントをいただいたのは、まずは最高の素材を使い、作って見て
その味を基準に、考えれば良いのでは?
確かにそれは言えてます、さすが本職の言う事は違います。
最高の料理を作る事も難しいですが。
そこそこの素材で、販売価格を決めて、それで利益を出しながら
お客様に喜んでもらうというのは、これは又至難の業です。
どちらにしろ、手は抜けません。
今年の課題です。