
写真のような中玉トマトを「これはフルーツトマトか?」と聞かれるお客様が
けっこう多いです。
農家さんでも、中玉トマトをフルーツトマトと言って出荷する方が居ます。
どちらも誤解をされています。
と言うより、たいがいの方が誤解をされていると思いますので、一言。
フルーツトマトと言う品種のトマトは無いんです。
品種的に言うとファーストトマトが多いと思うのですが
最初は愛知県が始まりと思いましたが。
台風でトマトハウスが破壊され、海水が浸入して壊滅的な被害を受けた時に
わずかに生き残ったトマトの木が小さな実をつけて、それを食べたら
ものすごく甘く美味しいトマトだった。
塩がトマトを甘くするのかもしれないと思ったその農家さんが
翌年トマトに塩水を与えたところ、小粒だがとても甘い物が出来た
それから色々技術を磨き、今のフルーツトマトになったと言うことです。
フルーツトマトで有名なのは四国は高知県ですね。
あと、塩トマトとして販売されてる、熊本のトマトもフルーツトマトに入りますか。
フルーツトマトとは、栽培方法で、品種ではないのです。
塩水を与える事で、根をいじめ、水分の吸収を悪くさせ、
その分高糖度のトマトを作る技術の事を言います。
だいたい上の写真の中玉トマトは1パック100円です
高知のフルーツトマトは5キロ1ケース1万円を越えます。
写真で言うなら、1パック1000円はします。
でもね、中玉トマトはフルーツトマトほどの甘さは無いにしろ、おおむね味の濃い
トマトが多いですから、ソースなどにするとすごいのが出来ます。
トマトは甘味も大事ですが、香りや酸味も大事です
甘いだけなら砂糖をかければ良いのですから、そんなところを上手く使ってください
フルーツトマトと言うネーミングが良かったので、
まぁ フルーツトマトの定義がはっきりしないのもいけないのですが
生産者、流通、そして消費者までも誤解されてる、あるいは意図的に悪用している事を覚えておいてください。