イメージ 1
 
白菜も越冬の物は終りに近くなって来ました。
写真の白菜を見てください、真ん中をくり抜いて有るのが解るでしょうか?
今頃になると、白菜の芯に花芽が出来始めます。
今年は寒さが厳しく、少し遅い感じがしますが。
 
イメージ 2
 
真ん中の所ですね、芯のところがスーッと伸び始め、そこに花芽がついています
この白菜をそのまま漬けると、漬けあがりを袋に詰め、時間がたつと
芯の部分が変色してしまうのです
 
イメージ 3
 
花芽を取り損ねた物は、茶色くなってしまいます。
ひどいものは、茶色ではなく黒っぽくなってしまいます。
別に食べても何でも無いのですが、お客さんには古い物と勘違いされてしまうので
漬け込む時に真ん中を取ってしまいます。
私の考えでは、花芽には色々な養分、ミネラルが集中しますので
その中の鉄分が、空気に当たると酸化して変色するのではと、思っています。
デ、その真ん中ですが、もちろん、捨てるわけが有りません。
 
イメージ 4
 
一日で、この位出ます。
これをうちでは白菜のトロと呼び、色いろな料理に使います。
一番のおすすめは、牡蠣と炒めたやつですね。
クリームシチューにも合います。
女房は鍋にも入れます、3日ほど前チゲ鍋に入れたら、
上の娘が、「お父さん、たまには白菜の青い所を食べたい」
「何を言うか!、これはマグロで言えばトロだぞ!なんで外葉の青い所を食べる必要が有るんだ!青い所はお客さんが食べるんだ!」
「だって、青い葉のシャキシャキしたのを食べたいんだもん」
贅沢な会話です、でも少し娘が不憫に感じて。
白菜の中に一個しか入っていない、普通の御家庭では芯だけ集める事は
不可能な物ですが。
うちだけでは食べきれないので、お客さんにお分けしたりしてます。
一度、味わったお客様には、そろそろ白菜のトロ出ないの?、と聞かれます。
人間と言うのは贅沢なもので、慣れてしまえば感謝の気持ちを無くします。
不憫な娘は今晩も何がしらの料理に化けた、トロを食べる事になります。
外側の青い葉っぱを夢みながら。