
有機栽培の、と言うか、自然農法いや野放し農法と言うべきか?
とにかく、超有機農法の浅野さんが、サツマイモを持ってきてくれました。
苗を植えたご自身も、「はて?これは紅東とは茎の色が違うし、なんだったけ?」
と、首をかしげながら掘った所、「そうだ、八百剛から苗をもらったオイランだ!」
と、ポンとひざを打ち、持ってきてくれました。
だから野放し農法と言いたくなるんだけど、実際は計算された栽培をしてるんですよ
オイランは、今では、ほとんど作られなくなったサツマイモです。
私は干し芋用のサツマ芋としか知識が有りませんでした、春に苗が市場に
出荷されて、うちで植えてみようと思い買ってきたのですが、植える場所が無かったので、浅野さんにお願いしました。
干し芋用の芋も,今ではそれ専用のタマユタカとか新しい品種が出来て
オイランはほとんど作られていません。

泥を洗い流してみました、比較に右側2本は同じ浅野さんの紅東です。
左側のオイラン、紫と言うよりピンクに近いですね、妙に艶めかしい色です
この色気から、オイランと名が付いたのかと思えてきます。
9月の今、干しても気温が高く、とても干し芋になりません。
浅野さんには、干し芋が可能な12月ごろ残りをお願いし、
せっかく持ってきて頂いたので、蒸かして見ることにしました。

蒸かした物です、右側は比較の紅東です。
オイランは真っ白です。
で肝心の味の方ですが。
試食をしてビックリ、紅東より甘いのです、肉質はシットリ、ねっとり、
噛んでいる内にジワジワと甘味が出て来ます。
すでに、うっすら干し芋の香りがします。
私はホクホクの紅東より、シットリ甘いオイランの方が好きです。
お客さんに試食してもらっても、オイランの方が旨いと、買って行かれます
シマッター!、浅野さんに12月にお願いと言ってしまった。
でも、何で、こんなに美味しいオイランが廃れてしまったのでしょう?
一人のお客様から、オイランと紅東両方を蒸かしたら、お子さんが「白いお芋は
サツマイモで無い、甘味が薄くても黄色いほうがいい!」と言われたとか
ホクホクしない、色が白い、そんな所が理由なんでしょうかね。
私としては、オイランを復活させたい、
来年は浅野さんに多めにオイランを作ってもらおうと思っています。
ア~~~~又、マニアックな八百屋になって行く・・・・・。