
山東白菜です。
普通の白菜とは違い、葉っぱがビラビラです。
東京の人たちは、お正月の漬物と言うと山東白菜ですが、
家庭で漬物をつける人も少なくなって非常に生産量が少なく、
年末の今頃わずかにしか出回りません。
他の地域の方は、初めて御覧になった方も居られると思います。
お江戸の人たちは、この山東白菜を珍重されますが、
この白菜を漬けてみて解ったのですが、たいして美味しい物では無いのです。
普通の白菜のほうが、甘味が強く、味も濃い気がします。
では、なぜ、お江戸の方達が有り難がるかと言うと、
日持ちがするのです、白菜は漬けてしばらくすると酸味が出てきますが、
この山東白菜は、なかなか酸っぱく成ら無いのです。
昔は、家族の人数も多く、漬物を沢山食べたので、お正月用に樽に一杯漬け
しばらく食べ続けたのでしょう。
お江戸のお歳を召した方々は、酸味のある白菜漬を好みます。
食生活のパターンが変わった現在では段々無くなっていく野菜かもしれません。

つけ方は、葉先のビラビラな部分を半分ほど手で千切ってしまいます。
後は普通の白菜と漬け方は同じです。
普通の白菜漬と違い、漬けて4,5日経った頃が食べごろです。
乳酸の白い膜が張るのがかなり遅いので、それから1週間ぐらいは食べられます。
昔の人は、桶に白い膜が張っても洗って食べたのでしょうね。