中医学で考える疲れやだるさの原因は「エネルギー不足(気虚)」「血が足りない(血虚)」「腎が弱っている(腎虚)」の3パターン。まずは、普段の不調から自分のタイプを見つけましょう。
多くチェックが入ったタイプのツボは重点的に。ひとつでも該当したらmそのタイプのツボもケアしましょう。
TYPE A 元気不足
□ 息切れしやすい
□ かぜをひきやすい
□ 慢性的な疲労感がある
□ 食欲がない
□ 下痢や軟便が多い
□ 子宮脱出、経血の少なく色薄い
「気」とはエネルギーのこと。このタイプは、胃腸が弱ることで栄養を十分に摂れず、エネルギーが作り出せていない場合が多いです。そんなとき頼れるのが胃腸の働きを助ける「足三里」。全身の気が集まる「気海」も押してエネルギーを巡らせましょう。
TYPE A 元気不足効くツボ❶ 足三里
「足三里(あしさんり)」をさする
≪位置≫
ひざの外側、お皿の下のくぼみから指幅4本分程度下にある。
≪方法≫
指全体でさすったり、指の腹で押したりする。心地よく感じる程度に刺激する。
TYPE A 元気不足効くツボ❷気海
「気海(きかい)」をさする
≪位置≫
おへそより親指幅1本半分程度下にある。
≪方法≫
指の腹全体で、ツボをやさしくさする。ツボに両手を重ねて温めるのも◎。
【プラスの養生】甘くほくほくしたものでエネルギー補給
このタイプの人に摂ってほしいのは、甘くほくほくした食べ物。大豆、じゃがいも、とうもろこし、かぼちゃ、くりなどはエネルギー源になります。消化がいいように、ポタージュなどにするのもお勧めです。