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私と韓国プロ野球

2009年8月私は日本に来ていた韓国人女性と結婚した。結婚を決めてから初めて韓国に行った私。そこは日本と似て非なる不思議な場所。奥さんの弟は有名なプロ野球選手。結婚後も色々ある訳で、それを同じ境遇の人も違う人とも共に分かち合えれば幸いです。

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孫時憲(ソンシホン)は現在、日本の宮崎の地にいる。



韓国プロ野球斗山ベアーズの春季キャンプだ。



今年は例年より仕上げが早い。なぜなら照準が3月30日のシーズン開幕ではなく、3月2日から開幕する第3回WBCに合わせているためだ。



孫時憲(ソンシホン)が今大会にかける思いは強い。


孫時憲(ソンシホン)は韓国国内ではいわずと知れた名ショートストップとしてプロ8年のキャリアを積んでおり、日本のベストナインにあたるゴールデングラブを2度獲得。さらに韓国ナショナルチームにも度々召集され先般行われた広州アジア大会でもレギュラーショートとして優勝に貢献している。第1回、第2回とWBCに出場した国民的遊撃手、朴鎭萬(パクチンマン)の後を継いだ選手として韓国野球ファンには広く知られている。




しかし前回、前々回とWBCには縁がなく今回が初参加となるため、日本においては馴染みはないであろう。


YouTubeにうまくまとめられた動画があったので参照していただければ。


http://www.youtube.com/watch?v=No-24_XA4Q0




孫時憲(ソンシホン)は日本プロ野球での活躍を大きな目標の一つとしている。




オリンピックから野球が種目から外れている今では、日本国民が注目する唯一の大会であるWBC。もちろん自国の優勝の為に望むであろうが、ここでの活躍は彼の目標を達成する大きなきっかけになりえることは間違いない。




例年より早めの調整に対して、負担はないのかと尋ねたが「大変ではあるがワクワクする気持ちが上回り、問題ない」と返ってきた。本日から一旦チームを離れ、宮崎から台湾で行われるナショナルチームの合宿に入る。






















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昨年11月、冬に差し掛かる鳥取の地に彼はいた。鳥取市内にある日本、いや世界クラスともいわれるトレーニング施設「ワールドウイング」。中日ドラゴンズ山本(昌)投手、岩瀬投手を始めとするトップアスリートが通うあまりにも有名な場所だ。ここは小山裕史博士が考案した「初動負荷理論」をもとにトレーニング、指導を施す。「初動負荷理論」についてはHPを参照されたい(http://www.bmlt-worldwing.com/index.html




彼は韓国プロ野球の強豪、斗山ベアーズで98年から10年のキャリアを経てFA権を取得。2009年~2010年を東京ヤクルトスワローズで貴重な左腕の中継ぎとして活躍した後、2011年シーズから古巣に請われカムバックをしている。




日本球界帰りの彼に対してファンはもちろん、左腕不足に悩んでいたチームも多大な期待を寄せた。しかし望まれた結果は残せなかった。2011年シーズン32試合1勝4敗1セーブ4ホールド防御率6.35.。2012年シーズン48試合1勝3敗7ホールド防御率7.45.。




余談ではあるが、海外リーグから自国に戻った選手が成績を落とすことが多い。元にいた場所とはいえ野球文化への対応の困難さ、モチベーション等様々な要因がありそうだ。




兎にも角にも2013年シーズンに賭ける思いは強い。プロである以上自分のおかれている立場も重々承知している。




彼は良く言えば天才、悪く言うとあからさまな努力を今まで嫌ってきタイプだ。シーズン中は凄まじい集中力で望みオフは充分に気分転換に充てる。それが彼のスタイルだったからこそ、あの時期に鳥取にいることに驚いた。




韓国釜山に拠点を置くロッテジャイアンツからチームとして派遣された主力投手に混じり、斗山選手として独り自費で望み、必死に取り組む姿勢を見た私は今シーズンの復活を願ってやまない。



韓国にいるキョンミンのお母さんは半年に一回、娘を案じて、自家製のキムチとおかずを山のように送ってくれる。


おかずの種類は10種類くらいあって、魚の白身を卵でコーディングしたトンテジョンや牛肉とウズラの卵の煮物(?)とかコムタンスープを冷凍して送ってくれたりする。


非常においしいし、キムチはチゲにしたり、炒めたりしてもおいしいので我が家は食料が到着してから、3ヵ月程度はそのおかずのみで過ごす。


大変ありがたい。