前回投稿からかなり時間が経ちました。皆さんお元気だったでしょうか。

 

 この間,日本で飛び交うニュースには,あきれたり,気が滅入ったりするものが多かったのですが,数日前のNHKニュースには,オッサン,少しニヤリとしましたね。テレビから「永ちゃんたんぼアート」のニュースが流れてきたからです。

 

 最近,日本では,水田にいろいろな種類の稲を植え,成長に伴い,様々な絵柄が浮き出るようにする「たんぼアート」が流行っていて,観光資源のひとつになっています。うかつなことに,私はまったく知らなかったのですが,岡山県美作市下町では,5年も前から「永ちゃんたんぼの会」(!)が矢沢永吉をモデルに「たんぼアート」をやっているそうです。

 

 皆さんご存じの通り(か,どうかは知らんけど),矢沢永吉のファンは,国会議員やプロ野球選手,芸能人や大学教員(!)まで,実に様々な職種に広がっています。当然,農業従事者にもファンはいるでしょう。そういう人たちが「たんぼアート」で永ちゃんを描く。まあ,理解できる。

 

 でもね,美作では3年前から地元の小学生が「永ちゃんたんぼ」をやっているというから,驚きです。農家のオッサンと小学校の校長,あるいはPTA会長,あるいは教育委員会の幹部,もしくは,これら全員(!)が永ちゃんのファンで,子供たちにも永ちゃんをモデルにした「たんぼアート」を体験させようぜ,ってなったんでしょうね(と,拝察)。

 

 ニュースでは,大原小学校5年の女の子が「たくさんの人に矢沢さんを見に来てもらいたいです」なんて,可愛くインタビューに応じてた。今年のテーマは「FIGHT ON」って,これ,コンサートツアーのタイトルやん。来月下旬には,永ちゃんが浮き出てくるらしい。そりゃ,見に来るよ,たくさん。

 

 人を呼び込むには,矢沢永吉は良いキャラクターだと思いますよ。上記の通り,ファン層は広く,かつまた熱い。子供や孫まで連れて来るんじゃないの。だって,NHKの「ドキュメント72時間」で,矢沢が出演する夏のロックフェスを取り上げた時も,そんな人がいっぱいいたもん。

 

 永ちゃんは今年で75歳。後期高齢者になります。矢野は64歳。来年,高齢者の仲間入りです。定年まで2年を切った教員のゼミは,最近,1次募集での定員割れが続いてきましたが,今年は2次募集で何とか定員が埋まりそうです。

7月12日には,32期生,33期生,34期生を集めて初顔合わせ。スケジュールの都合でコンパは先送りするけど,濃厚接触系体温伝達型のゼミに,今年も新たな仲間がやってきます。ってことで,ヨロシク。