ゴールデンウィークが終わりました。皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。

 私の場合,前半は帰省して高校の同窓会に出席,後半は高崎で,帰省した子供たちを迎えました。

 

 4月28日は,滋賀県立膳所高校卒業45周年の学年同窓会でした。その前の週に亡父の十三回忌法要があったので,2週連続の里帰りとなりました。

 

 卒業後45年経った同窓会に450名中,150人ほどが参加しましたから,かなりの出席率です。80歳を過ぎた先生を含め,恩師も3人参加してくれました。2年に1度のクラス同窓会が1月にあったので,つい最近会った人もいましたが,それ以外は前回から5年ぶり,あるいはそのずっと前以来という人もいて懐かしかったですね。

 

 63歳ということで,現役で働いている人が多かったのですが,この歳になると物故者もいます。「え?あいつも死んだの?」と驚くばかり。みんな,健康には十分注意しましょう。健康第一です。生きていれば,また会えます。

 

 久しぶりに会えば,もちろん互いの近況報告がメインですが,「健康/病気ネタ」も多くなります。友人の口からは,高血圧,不整脈,緑内障,頸椎症,そして癌に至るまで,次から次に出てきました。新型コロナに感染し,死にかけたなんて人もいましたね。みんな還暦過ぎてますから,地雷原を歩いているようなもんです。本当に気をつけなくてはなりません。

 

 宮島未奈『成瀬は天下をとりにいく』(新潮社)が今年の本屋大賞を受賞したことも話題になりました。母校やその近所が舞台ですからね。一部の『サンデー毎日』好き以外は「膳所」など読めない人も多いでしょうが,「ぜぜ」という名称も全国区になったかもしれません。

 

 学年同窓会には,結局5年前と同じく,3次会まで参加しました。最後は地元で眼科を開業している友人(高1の時に同じクラス)と2人,ラーメンを食べ,「じゃあ,また」と別れたあとは,浜大津から歩いて帰りました。夜もすっかり更けていましたが,懐かしくもあり,酔い覚ましの意味もあり,そして「しめのラーメン」を久しぶりに食してしまった罪悪感(?)もあり,ぶらぶら歩きました。

 

 ゴールデンウィーク後半は,帰省した長女夫妻と次女を迎え入れ,楽しく過ごしました。久しぶりなんだから,ちゃんともてなさなきゃということで,唐揚げだ,すき焼きだ,ビールだ,日本酒だと用意しました。妻が作ってくれた料理を楽しく,おいしくいただきましたが,日頃食べつけないものを連日・連夜,口にしましたので,子供たちが帰ったあとは,しばらく胃もたれでしたね。歳をとったということですかね,やっぱり。

 

 そんなこんなのゴールデンウィーク。4月下旬から5月初旬にかけては,あらためて「人生」というものを考える機会が多かったように思います。