ゼミの追いコン合宿を4年ぶりに実施しました。2年(33期)・3年(32期)・4年(31期)合同(今年は積み残しの5年生、30期2名も参加!)で行う追いコン合宿と言えば、倉渕町の「はまゆう山荘」でしたが、タッチの差で予約できず、今年は榛名湖温泉「ゆうすげ元湯」での宿泊となりました。学生に対しては、どちらも一般財団法人「高崎経済大学後援会」の宿泊補助がありますので、1泊2食、2次会・3次会を行っても、5000円程度で済み、コスパ良好です。送迎バスもありますから。

 

 ゆうすげ元湯はゼミ春合宿で使うことが多かったのですが、パンデミック前の数年は、予約できない年が続いた(吉井町の「牛伏ドリームセンター」に変更。ここも後援会の補助あり)ので、久々の訪問となりました。厳冬期の利用は初めて。「はまゆう山荘」に負けず劣らず、いい施設で楽しめました。露天風呂だけではなく、サウナもありますし。

 

 春合宿、夏合宿と違って、課題テキストの輪読がない、ただ飲むためだけに泊まる追いコン合宿なので、午後3時に到着した後は、各自ゆっくり過ごしました。榛名湖は、ワカサギ釣りができるほどではないにせよ、結氷が進み、ゼミ生どもは、最初は恐る恐る、その後は警戒心を緩めて、湖上で少しばかり「散歩」していました。そこらへんに落ちていたサンダルを蹴飛ばしながら遊んでいた奴らもいました(私はおとなしく湖畔を散歩)。

 

 いやあ、やっぱり、いいもんですね。追いコン合宿。みんなで入浴、裸の付き合い(その前に32期3名とともに軽く筋トレ!)。そのあと夕食。終われば、すぐ隣の広間で2次会開始。あちこちで談笑の輪が広がり、眺めているだけで心が和みました。もちろん、私も飲みながら、あちこちの話の輪に入り込みました。

 

 2次会のテーブルには、3年(32期)合宿委員が用意したアルコールやつまみとともに、私が卒業生から託された酒も並びました。

 

 昨年、クリスが来日した際に持ってきたドイツワイン、3期H(現姓K)さんが送ってくれた長野・佐久の酒「茜さす」の純米吟醸、8期C君(OECDエコノミスト)がパリのお土産でくれたシャンパン、20期Fさん(福島大学准教授)が守友先生の講演会の時、お土産でくれた福島・郡山の酒「にいだぜんしゅ」の純米吟醸、33期Y君が姫路に帰省した時に買ってきてくれた「龍力」大吟醸「米のささやき」などをゼミ生とともに、おいしくいただきました(ホンマ、どれも旨かった。飲みすぎた!)。

 

 新型コロナが5類に移行(そして私はコロナに感染)し、今年度は「濃厚接触系・体温伝達型」行事が復活しましたが、追いコン合宿も無事終了しました。これもまた、ゼミにおけるタテ・ヨコの関係を深めるきっかけにしてくれたらと願います。ゼミを契機とする人間関係は、卒業後も続きます。

 

 追いコン合宿に続き、次はゼミ卒業生による32期生への就活サポートです。昨年から対面実施を復活させました。毎年ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

【最近いただいた本】

☆西部忠『脱国家通貨の時代』秀和システム、2021年、1900円;

 1月26日、学術講演会の折、著者からいただく。

 通貨とは国家が発行するものという常識は、いま揺らぎつつある。キャッシュレス化、デジタル化が進展し、様々な仮想通貨が流通しはじめている。国家が独占する法定通貨の限界・弊害を多様な民間通貨が乗り越え、社会を豊かにするためのコミュニケーションツールへと発展するには何が必要か。考えるべき論点やヒントが散りばめられている。