「次の選挙に勝つため」に巨額の裏金作りをせっせと行っていた自民党のセンセイが、一部の「小者(こもの)」を除いて、逮捕も起訴もされないことに、何の驚きもありません。昔は「妻が……。秘書が……。」と言い逃れ、今は「秘書が……。会計責任者が……。」と言い逃れます。自分たちに責任が及ぶような法律を、上級国民たるセンセイ方がお作りになるようなことはありませんから、驚くことなどありません。

 

 でも、上並榎の名店「シャクナゲ」が倒産・閉店のニュースには驚きました。昔は山小屋風の小さなレストラン。お客が増えるにしたがって拡張し、ついには、大きな駐車場のある今のような店になったわけですが、新型コロナ禍でやられましたかね。

 

 そして、もうひとつ。まだ営業中ですが、高経大近くのスナック「伸」も年内で閉店のようです。体力的にきつくなったのかもしれません。常連だった本学応援団員が激減したのも閉店理由のひとつかもしれません。懐かしいと思った卒業生は、閉店前にぜひ顔を出してみてください。私はそれほどお邪魔したことはなく、20年近く飲みに行っていませんが、閉店前には一度出向いてみます。

 

 さて、本日は、私がリーダーを務める研究プロジェクト(日本における「持続可能な地域」実現の展望と課題―ガバナンスと域内経済循環の観点を中心に)の公開講演会のご案内です。参加ご希望の方は、高崎経済大学HPの予約フォームで申し込んでください。

 

 開催要領は以下のとおりです。

 

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◇日時:2024年3月16日(土)午後3時~午後5時

◇会場:高崎経済大学2号館1階211教室

◇講師:高橋伸次氏(高崎経済大学地域政策学部教授)

◇演題:スポーツで高崎を変える―ソフトボールシティへの挑戦―

◇開催の趣旨:「音楽のまち」「映画のまち」「パスタのまち」「だるまのまち」……。群馬県高崎市は様々な言葉で形容される都市ですが、「ソフトボールのまち=ソフトボールシティ」でもあります。

 本講演会では、オリンピックでの金メダル獲得などソフトボールが世間の注目を集めたときも、そうでなかったときも、37年間の高崎経済大学在職中、「ソフトボールシティ高崎」の発展に貢献してこられた高橋伸次教授をお招きし、スポーツを通じた地域振興や人材育成について、お話しいただきます。

 高橋教授は、研究・教育のかたわら、長年、体育会ソフトボール部の監督を務められました。毎日の朝練、合宿・遠征の引率など、ソフトボール部の指導に尽力され、全国大会・関東大会で過去何度も上位入賞に導きました。この間、全日本大学ソフトボール連盟理事、日本ソフトボール協会理事なども歴任され、高崎のみならず、日本におけるソフトボールの発展に寄与されました。

 本講演会は、本年3月末で定年退職される高橋伸次教授の長年にわたる貢献を顕彰し記念するために行われます。本学学生・教職員はもちろんのこと、一般市民、全国でご活躍の本学ソフトボール部OB・OG、高橋ゼミ卒業生など、多数のご来場をお待ち申し上げます。

 

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 そう。この講演会は、実質的に高橋伸次先生の「退職記念講演会」です。高崎経済大学在職37年の重鎮がついに定年です。ソフトボール部関係者に限りません。お世話になったと感じているのであれば、所属はアメフト部でも、野球部でも構いません。いや、部活に入っていなくても構いません。ぜひ参加してください。

 

 講演会後は、午後6時から高崎経済大学7号館1階食堂で懇親会も行います(受付は午後5時30分開始)。懇親会参加希望の方は、ソフトボール部関係者については、ソフトボール部卒業生で、現在、埼玉大学職員のKさんまでお申し込みください。矢野ゼミ関係者で、講演会だけではなく懇親会にも参加したいという人は私に連絡をください。ソフトボール部でも、矢野ゼミでもないけれど、私の連絡先は知っていて、参加したいという人(そうたくさんはいないと思いますが)も、私に連絡をください。

 

 昨年は西野さん。今年は高橋伸次さん。長年にわたり、高経大を献身的に支えてきた大きな柱がまた1本、少なくなります。高崎経済大学の「外見=見映え」は「お化粧」で何とかなっても、「建物=本体」の強度は落ちていくのかもしれません。