一昨日、昨日でガイダンスは終わり、いよいよ今日から新年度開講です。私の担当科目・時間割は、昨年と同じ。木曜1限「開発経済論」(後期はアジア経済論)、木曜2限は「アジア経済研究」(大学院博士前期課程の講義。前期のみ)、木曜4限は「基礎演習」(後期のみ)、木曜5限は「演習Ⅱ」(通年)、金曜2限は「世界経済論Ⅰ」(後期はⅡ)、金曜5限は「演習Ⅰ」(通年)という具合です。全学年履修可能で1・2年生の履修も多い世界経済論Ⅰの初回ガイダンスでは、毎年、世界経済論の講義内容にとどまらず、高崎経済大学における学生生活全般、履修全般に関する情報提供・オリエンテーションも交えています。世界経済論の初回講義は、新入生にとって時間割作成等の「参考」になるはずです。世界経済論を履修するかどうかにかかわらず、聴講してみるといいでしょう。 気合いを入れて企画したリレー講義「激動の日本経済を生きる-高経大卒業生のメッセージ」も今日から開講します。電通専務取締役の木村武彦氏を皮切りに、19日はパシフィック野球連盟事務局長の村田繁氏、26日は野村インベスター・リレーションズの平井宏尚氏と続きます(その他ラインナップについては高崎経済大学ホームページをご覧ください)。いずれもお忙しい方ばかりですが、今回のリレー講義の趣旨をご理解いただき、講義終了後も、別室での学生との懇談会(午後4時から)にもお付き合いいただけるようで、感激しています。社会の一線で活躍する卒業生と接するせっかくの機会ですから、学生諸君は、講義ばかりではなく、ぜひこの懇談会にも参加してみてください。貴重なお話が聴けるはずです。自らのキャリアデザインにも役立ててください。 リレー講義に関しては、本日の『上毛新聞』にも簡単に(ホンマ、ごく簡単に!)取り上げられました。S印刷という、ろくでもない印刷屋が納期を守らず、遅れに遅れていたリレー講義のポスターも、開講当日、ようやくできあがりました(事前に周知すべく作成・配付されるポスターの意味が分からない業者との取引など、即刻停止すべきでしょうね)。市民の方々の聴講もお待ちしています。 バタバタしていて、まだ講義の準備ができていません。これから頑張ります。

メッセージ
無題【矢野】
(2006-04-12 11:11:00)

世界経済論Ⅰ・Ⅱの指定教科書は、本山美彦編著『世界経済論』(ミネルヴァ書房、2006年)です(開発経済論・アジア経済論でも参考書程度に使います)。演習Ⅰは、昨年と同じく、M.Khor, Rethinking Globalization: Critical Issues and Policy Choices, New York: Zed Books, 2001. を読みます。演習Ⅱは、春合宿のテキスト、岩井克人『会社はこれからどうなるのか』の残り2章を読んだあと、大野健一『途上国ニッポンの歩み』(有斐閣、2005年)の輪読です。大学院の「アジア経済研究」では、受講者がいれば(!)、拙著『可能性の政治経済学』をテキストにします。



授業、ゼミでは【10期Y】
(2006-04-12 10:38:00)

どの文献を検討されるのですか?