高経大のホームページですでにお知らせしてあるとおり、高崎経済大学経済学会では、下記の要領で、2022年度第2回学術講演会を開催します。
◇講師:宇都宮浄人氏(関西大学経済学部教授)
◇演題:鉄道開業150年・日本の課題―新時代のモビリティ政策とは
◇日時:2023年2月10日(金)午後3時~4時30分
◇会場:高崎経済大学図書館ホール
◇定員:60名(要事前予約)
 演題を「鉄道開業150年・日本の課題」としていますが、講演は鉄道事業にのみフォーカスするのではなく、人口減少が進み、地方の衰退・消滅が危惧されるなか、「交通」という視点から日本の政策課題を考えようというものです。
 宇都宮さんは、鉄道事業・交通政策研究の第一人者です。宇都宮さんの著書『地域再生の戦略―「交通まちづくり」というアプローチ』(ちくま新書、2015年)に事前に目を通したうえ、講演に参加するとよいでしょう。
 一応、学生さんには、地方公務員志望者、鉄道・バス事業への就職希望者は必聴としていますが、講演は、マーケティング、金融、鉄道車両、建設・不動産・住宅関係を含め、多様な人たちの関心に沿うと思います。後期末試験も終わっている時期なので、普通にボーっと呼吸をしている本学の学生さんにはどうでもいいお知らせなのかもしれません。でも人生なんて、何が大きな転機になるか、分かりませんよ。幸運の女神には前髪しかないということをお忘れなく。 ゼミ卒業生には近隣の自治体に勤務している人、交通インフラ系で働いている人が結構います。平日午後の開催ですが、翌日は休みだし、関心のある人は休暇を取得し、聴講してみてください。いろいろな発見、出会いがあるはずです。