おとといは、リレー講義で、メコン・ウオッチの松本悟氏に来てもらい、「メコン河流域開発と生活安全保障」というテーマで話していただきました。私も聴きたかったテーマなのですが、学科会議があり、聴けませんでした。今回に限らず、学科長をやっている限り、水曜日にゆっくりと講義を聴く、などというのは無理なようです。 一昨日の第3回学科会議は、ある専任教員の科目担当について、消耗する議論が続き、非常に疲れました。いつも思うんですけど、教育公務員特例法というのは、あの手のわがまま勝手を擁護するためにあるのでは、断じてない!学科長として厳しい対応を、と考えたのですが、本学の現状、慣行、そして特例法を前には、それもかないませんでした。今回は学生の不利益を少しでも解消する方向で対処することになりましたが、このまま済ませてよい問題ではないので、何とか打開策を模索します。こうした問題を大学の内部で解決できないからこそ、石原や中田のようなトップが世間でもてはやされてしまうのです。 昨日は、藤原帰一氏の講演会「デモクラシーと平和」でした。図書館ホールは、いい具合に満杯でしたね。「デモクラシーと平和」というテーマに則しつつも、藤原氏の話はあらゆる方向に展開し、学生諸君はついていくのが大変だったかもしれません。それでも講演会後は、いろいろな質問も出て、盛り上がりを見せました。でも事前に『デモクラシーの帝国』を読んでいたにもかかわらず、わがゼミ生からは、15期に内定している2年のS君から質問が上がっただけ。あそこまでいろいろな話になれば、質問は何でもあり、だったはず。『デモクラシーの帝国』の結論部分を含めて。読書会に参加したゼミの3年生、4年生から質問が出なかったのは非常に残念でした。 講演会には7期K君も出席し、その後のゼミにも顔を出してくれました。5時過ぎから始めたゼミで、しかもK君が参加してくれているなか、中途半端にガーシェンクロンを読むこともなかろう、ということで、講演会の感想等を報告しあうとともに、ディベートについて少し話し合いました。まだまだ雲をつかむような感じなので、とにかく1度、ディベートなるものをやってみようということになり、7月14日に模擬ディベートを行なうことにしました。ディベートに実際に取り組むことで、ディベート技術に慣れることの重要性だけではなく、それ以上に、問いの立て方、テーマ設定の重要性が分かるでしょう。ディベートを実際にやる前に、問いの立て方の重要性と言われても、おそらくピンと来ないはずです。Iゼミとのディベートのテーマを具体的に考えてみれば、と言われて、具体的に出てきたテーマの数々をみれば、一目瞭然です。まずは、1回やってみる。そして、また考える。これから先、この繰り返しです。がんばりましょう。 私、体調があまりよくありません。ここに来て、疲れがどっとでてきた感じです。

メッセージ
お体大切になさってください。【六期 ゲシュキン】
(2005-07-07 12:28:00)

ご無沙汰しております。こちらも、くださない仕事に追われていると、怒りのあまり、体調そっちのけになってしまっています。三原則のうちでも、序列一位の「健康第一」を忘れないように心がけているのですが、情念はやっかいですね。



テーマ設定【kodama】
(2005-07-04 14:45:00)

3年生には、苅谷剛彦『知的複眼思考法』の第3章「問いの立てかたと展開のしかた」を精読することを勧める。