大軍拡をめぐる最近のニュースで驚くことがいろいろあります。
 「予算がない」「財源がない」が政府による「やらない」「やれない」口実だったのに、剰余金だのなんだの、結構あるもんやな、というのがひとつ。そんなに金が残ってるなら、先進国最低の教育支出や子育て支援などを何とかせいよ、ということです。
 さらには、大軍拡予算を1兆円の増税で賄う(おそらく、それじゃ足りない!)という愚策について、「あまり」にも酷い政治家が「賢明な国民なら必ず理解してもらえる」などと発言したことなどもそのひとつ。 エビデンスも出さず、議論もさせず、一方的に上から目線で「賢明な国民なら必ず理解してもらえる」などとふざけた発言をして、誰が納得できるでしょうか。
 そもそも、中央から地方まで、反日カルト教団にどっぷり・べったりの政治家がたむろする政党から発せられる「愛国」など誰が信じるでしょう。 18世紀イングランドの文学者・批評家であるサミュエル・ジョンソンは、気の利いた様々な警句を残しています。そのなかに、こんなのがあります。 「愛国心という言葉は悪党の最後の隠れ家である。」
 現在の日本のど真ん中、どストライクの警句です。 「愛国」の仮面をつけた「愛僕」主義者には、くれぐれも注意しましょう。そこらじゅうにおるから。