新潟県・中越地震の翌日、予定通り第42回榛名駅伝が開催されました。「第42回」。すごいことですよね。42年も続いている伝統行事なんですね。榛名湖畔から大学正門まで約32キロを、一般学生も含め6人のチームが走る。本学ならではです。他大学ではやれない行事です。陸上部、そして三扇祭実行委員会の奮闘ぶりには頭が下がります。体育会やサークルのみならず、ゼミ、下宿仲間を含め一般学生にまで、みんなで取り組め、頑張れる場を提供していただき、ありがとうございます。 さて12期生が走った今年のチーム、ゼミ記録を更新しました。これまでは9期生の2時間21分1秒でしたが、今年は2時間13分50秒。一気に7分以上縮めました。順位も総合順位(A順位)で初めてトップ10入りの第9位。非体育会系(B順位)では、ライトブルー、ESSに後れをとったものの、第3位でした。 「箱根駅伝は無理でも、榛名駅伝なら参加できる!」榛名駅伝に矢野ゼミが参加すると決めたときの目標はささやかなものでした。まずは「参加」すること。就職活動、試験勉強、卒論執筆と、4年はどうしても個人的活動が多くなりがち。その4年生で榛名駅伝にチームとして「参加」しよう。これが第一の目標。次に、全員が各区間「無事完走」すること。そして繰り上げスタートに引っかからず「たすきをつなぐ」こと。記録自体はあくまでも結果。これが目標でした。とはいえ、記録や順位が良ければそれに越したことはありません。 1区S君は期待通りの走り(本人はいまだ納得せず、らしい)で、ゼミ記録を更新するとともに、2位を2分30秒も引き離すダントツの区間賞でした(記録は18分59秒)。 2区M崎君、3区N君は、ストップウオッチの不良か、単なるミスか、分かりませんが、個人記録は出ませんでした。主催者側の失態です。でも、チーム記録が7分以上縮まっていること、試走段階ですでにゼミ記録をはるかに上回っていたことを考えると、3区はおそらくゼミ記録が出ていたと思われます。でも公式には、これからも9期O君の記録が残ります(こんな形で残るとは、なかなかしぶとい記録です。O君らしいです)。一方、9期M君が持つ2区の記録は、きちんと測られていたとしても、これまでどおりたぶん「正当に」ゼミ記録として残っていたはずです。 4区M井君は、当日はあと一歩でゼミ記録ならず、ということだったのですが、冷静に確認すると、24分36秒ですから、8期F君のゼミ記録を少し上回っていたようです。区間5位は立派です。今回は、1区、3区、4区の走りでゼミ記録が伸びたと思われます。 5区T君は、28分28秒で区間16位、6区H君は、19分21秒で、これも区間16位。しぶとくつなぎました。みんなお疲れさまでした。 例年ですと、私はゴールで待ちかまえ、3年生や走らなかった4年生とともに走者を胴上げするのが習わしです。そして記念撮影をしていました。今年は高崎マーチングフェスティバルと重なり、それができませんでしたが、その代わり、夜の飲み会はいつも通り、というか、4年に3年生も加わって楽しく執り行われました。 いつもは、各区間を走った人、補助員をしてくれた人、ゴールで出迎えてくれた人を交え、3、4年生全員で昼飯を一緒に食べていました。ねぎらいの意味も込め、この昼食代は私のおごり、というのが通例でした。そして夜は、集まれる年には、4年で飲み会、そこに私も参加という感じでした。記録よりも何よりも、当日までのいろいろな準備も含め、こうして何らかの形でみんな関わるということに、そして、その後、みんなで、ああだ、こうだと言いながら飲み食いすることに、駅伝参加の最大の意味があると、私は思っています。じゃなければ、「ゼミで」榛名駅伝に参加する意義が薄れるでしょう。走った人、補助員やってくれた人、Tシャツ作ってくれた人、沿道で応援してくれた人、出迎えてくれた人、胴上げしてくれた人、そしてとにかくここに集まってくれた人、「みんな、どうもありがとう」という気持ちをお互いに確認するための食事会であり、飲み会なのです。 今回の飲み会も楽しいものでした。私は、おかげで飲み過ぎましたけどね。三幸から伸に流れ、久々のカラオケ。歌いまくって、翌日はノドの調子がおかしかったです。そういえば、3年生(13期生)とカラオケに行くのって、初めてなんですよね。ゼミの飲み会も私が2次会で失礼することが多く、カラオケよりも「語り」だろうということで、2次会は居酒屋でしたから。日曜日は13期生の前で、久々の「矢野修一オンステージ」をやらかしました。お聴き苦しい点・曲、多々あったと思いますが、佳き日に免じて、お許し願います。また飲みましょう。そしてまた、歌いましょう。いろいろな機会に時間を共有してこその矢野ゼミです。時間を共有すればこそ、卒業後の人間関係が続くのです。 14期生候補の皆さん、こんな感じのゼミです。「やっていけそう」「ぜひやりたい」と思った方、28日の木曜日12時30分、研究室に判子をもらいに来てください。

メッセージ
なぜ、女子学生が増えたのか。【新加藤派顧問】
(2004-10-30 06:59:00)

なぜ、女子学生が急激に増えたのか。昨年度はゼロだったにもかかわらず、このようなV字型回復が、なぜ可能になったのか。その要因を探ることが、室井氏の『梁山泊』の課題である。この点に関して、矢野師にも、本掲示版上で、論考を早急に発表していただきたい。



RE:なぜ、女子学生が増えたのか。【アジア経済論】
(2004-11-05 19:03:00)

アジア経済論でT島の裏チャンネルの授業がないために、受講生が増えたためだと思います。実際すごい人数でした



脱男塾万歳!【高崎ノスタルジスト】
(2004-10-29 17:21:00)

先生、僕が間違ってました。ホントに、しかも7人も入るとは。今の時代、土手を高速ウォーキングする筋肉オッサンがモテるわけないと思ってました!!!いやでも良かったですね~、これで来期以降も安泰でしょう。



最初の課題」【矢野】
(2004-10-29 08:57:00)

 「最初」の課題図書は、伊東光晴『君たちの生きる社会』です。もちろん、伊東氏自身がそれを意識していたはずの吉野源三郎『君たちはどう生きるか』でもよかったのですが、より取り組みやすいと考えられるもの(活字の大きさ、ページ数、具体例等)にしました。 「最初」の課題ですが、実はオリエンテーションまでに課題を与えたのは今年が初めてです。例年ですと、冬休みの課題というのがあったわけですが、それまでに課題を与えました。来年から始まる基礎演習(必修。2年次後期開講)を若干意識しました。留学生2名には、これ以外にも別メニューを用意しています。入ゼミ面接で「頑張ります」と言っていましたから、どの程度頑張っていただけるのかと思って。



この間【総合】
(2004-10-29 01:30:00)

都留重人一橋大名誉教授の講演会に伊東先生がゲストとしていらしており、お話を拝聴しました。先生、10期生の最初の課題も14期生と同じものでしたね、懐かしいです。ところで、脱男塾!!



吉野源三郎【新加藤派顧問】
(2004-10-28 20:13:00)

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』も、現在入手可能なはずです。なぜ、吉野の本ではないのでしょうか。



新ゼミ生は15人【矢野】
(2004-10-28 16:28:00)

新ゼミ生は15人(男子8名、女子7名。留学生は2名)となりました。12月17日(金)がオリエンテーションと新歓コンパ。当日までの課題レポートは伊東光晴『君たちの生きる社会』を読んで、感想・コメントをまとめること。14期生最初の課題です。



表彰式【矢野】
(2004-10-27 08:53:00)

B順位3位ということで、学園祭最終日の10月31日午後5時過ぎから、表彰式があるようです。ステージに上がります。みんな見に来てください。12期生の記録、「高崎ノスタルジスト」氏のいうように、もはや更新不可能と思われるほどの記録です。でも来年以降も、これを目標に頑張ってほしいと思います。



もはや記録更新は不可能か【高崎ノスタルジスト】
(2004-10-26 20:46:00)

新記録おめでとうございます!しかし7分短縮とは…そこまで速いとは思いませんでした。S田くんは「さすが」という感じですが、他のみんなも速い!1・3・4区の絶賛はありましたが、いやいや、他も、特に5区のT村くんの記録は立派です。そして、O西が起こした奇跡の前に惜しくも区間記録更新を逃した3区BOJくん、今度あったらおごります。三合チャーハン以外のものを(別にチャーハンがいいならそれでもいいんですけど)。そうそう、14期生候補の皆さん、駅伝が得意な必要はないです。安心してきてください。