毎週火曜の午後9時15分からはNHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」、午後10時からはテレビ東京「ガイアの夜明け」。ゼミ生に薦めているテレビ番組です。今晩も放映されます。是非観ましょう。 「プロフェッショナル」は「プロジェクトX」の後継番組として始まったもの。傾きかけた旅館やホテルの再建なんて興味がない。小児心臓外科なんて経済学部には無縁の世界。パティシエも、デザイナーも。なるわけないじゃん。だから見ない。そうじゃなくて、日本の仕事の最前線で、どんな人が、何を思い、どう頑張っているのか。これまでのどんな経験が今の仕事を支えているのか。ここには、職業一般に通じるものがあるかもしれない。就職や進路を考えるうえで参考になるかもしれない。「ガイアの夜明け」も同じ。3年の秋になって、いきなり進路選択というのではなく、日頃から考えておくのもいいんじゃないか。ということで、ゼミ生諸君にはお薦めしているわけです。 「プロジェクトX」は、富士山レーダーだとか、青函トンネルだとか、誰をも黙らせるような題材が多かったと思います。本田宗一郎も盛田昭夫もパップ吉村もでてきました。ワクワクするようなものを世に送り出してきた人たち。「泣き虫先生」なんて、何回見たか分かりません。感動的なリーダーがいっぱいいました。そうした題材が少なくなってきたからこそ、番組は終了したのでしょう。ネタ切れというやつです。世のため人のため、なんて評価を自他ともに、恥ずかしげもなくできるようなネタがそうあるはずもありません。 「プロフェッショナル」で扱っている(扱っていく)のは、現在進行形のものが多く、評価が固まっていない分、やや小粒かもしれない。だけれども、それゆえ、より端的に今現在の仕事場を描けるように思います。「プロジェクトX」が終ったのは大変寂しいのですが、今後のラインナップに期待しています。高校サッカーで全国優勝し旋風を巻き起こした野洲高校の山本監督なんてのも扱われるかもしれませんし。 ただ、「プロフェッショナル」が上記のようなものであるとすると、「ガイアの夜明け」と限りなく似たものになる気もします。それでもいいと言えばいいんですけど、よい意味でのNHK的特徴もだしてほしいと思います。 それから、職人的世界はともかく、ビジネスの最前線で活躍している人への注目の仕方は難しいのかもしれません。よく見ろ、これが新しいビジネスモデルだ、というのは、雑誌やら、ビジネス本やらで取り上げられるのですが、とんでもない「食わせもの」だとあとになって分かる場合も多い。特に最近、そんなのが多い。コクドもそう。ヒューザーも、ライブドアも、東横インもそう。何が目指されるべきモデルか。なかなか見極めは難しい。ただ単に収益を上げている、というだけでは、どうもダメそう。歴史、社会に対する深い洞察が必要だと思います。 わが恩師M先生。昨年の春時点で、「ライブドアに司直の手が伸びる日も近い」と書いておられました。司法の場において、これからどういう判断が下されるかはまだ分かりませんが、卓見だと思います。
メッセージ
M&Aと株式分割【矢野】
(2006-02-01 08:58:00)
M先生の論文ですが、「春」じゃなくて「夏」でした。「M&Aと株式分割」という論文が『国際経済労働研究(イントゥレコーク)』(社団法人・国際経済労働研究所発行)2005年9月号(通巻第935号)に掲載されています。上記に関わる叙述は次のようになっています。 「問題は、株主がライブドアの怪しげな株操作に疑念を持つようになり、潮が引くように消えてしまうことである。その日は結構近いであろう。捜査当局が動くと思われるからである。」(10頁)
無題【墓穴をほりエモン】
(2006-01-31 16:23:00)
私は以前、ほりエモンが書いた「稼ぐが価値」という題名からして下品な本を買いました。そこには「人の心は金で買えます」「大金を投資して不老不死の薬をつくり、金持ちだけが生きる楽園のが夢です」書いてありました。先生はそれを聞き、彼を下品な人間だとおっしゃっていましたが、その通りだと思います。お金の前に、崇高な精神というバックグラウンドがなければ、どんなことをしても最後は脆く崩れ去るのかもしれません。
メッセージ
M&Aと株式分割【矢野】
(2006-02-01 08:58:00)
M先生の論文ですが、「春」じゃなくて「夏」でした。「M&Aと株式分割」という論文が『国際経済労働研究(イントゥレコーク)』(社団法人・国際経済労働研究所発行)2005年9月号(通巻第935号)に掲載されています。上記に関わる叙述は次のようになっています。 「問題は、株主がライブドアの怪しげな株操作に疑念を持つようになり、潮が引くように消えてしまうことである。その日は結構近いであろう。捜査当局が動くと思われるからである。」(10頁)
無題【墓穴をほりエモン】
(2006-01-31 16:23:00)
私は以前、ほりエモンが書いた「稼ぐが価値」という題名からして下品な本を買いました。そこには「人の心は金で買えます」「大金を投資して不老不死の薬をつくり、金持ちだけが生きる楽園のが夢です」書いてありました。先生はそれを聞き、彼を下品な人間だとおっしゃっていましたが、その通りだと思います。お金の前に、崇高な精神というバックグラウンドがなければ、どんなことをしても最後は脆く崩れ去るのかもしれません。