「サブゼミ」(3年生対象)と言えば、ある年代のゼミ生までは「水曜の3限」と決まっていました。たまに会議が入るときは、私のいない中での自主ゼミになりましたが、それも良いアクセントになっていたと思います。 私の年齢が上がるにつれ、最近では会議の頻度が増し、水曜はサブゼミのための時間が取れません。一時期、演習Ⅰのサブゼミを演習Ⅱ(木曜5限)と合同にしたこともありますが、3年・4年合わせて30名を超えるゼミでは、演習室にも入りきりません。かといって、3年生全員の時間割とにらめっこしながら、全員が空いている時間にサブゼミを設定するのも至難の業。というわけで、定員18名の基礎演習が制度化された昨年から、サブゼミは土曜日などに集中して行なう「集中サブゼミ」の形をとっています。 今年度最初の集中サブゼミは、以下の要領で行なわれます。【形式】 3年・4年合同の集中ゼミ【日時・場所】 2006年6月3日(土)10時30分~17時30分(145番教室) 2006年6月10日(土)10時30分~17時30分(図書館1階会議室)【輪読テキスト】 本山美彦『ESOP―株価資本主義の克服』シュプリンガー・フェアラーク東京、2003年(6月3日は5章まで。10日は残り全部)。【参考文献】①岩井克人『会社はこれからどうなるのか』平凡社、2003年(今年度春合宿で輪読済み)。②宮本又郎「日本型コーポレート・ガバナンス」宮本他著『日本型資本主義―どうなるどうする戦略と組織と人材』有斐閣、2003年、所収。③加護野忠男「日本における企業統治の論理」同上、所収(②、③とも演習Ⅰ自主ゼミ、演習Ⅱで輪読中)。④A.O.ハーシュマン『離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応』ミネルヴァ書房、2005年(昨年度基礎演習にて輪読済み)。 6月3日は、当初予定していなかった公開ゼミでもあります(13時~14時まで)。入ゼミ希望者で都合のつく方は、時間に遅れないように145番教室までお越しください。ゼミに関する質疑応答の時間も設けます。 集中サブゼミは両日とも土曜日です。ゼミ卒業生の参加を歓迎します(一橋大学大学院博士課程で学ぶ10期Y君は、両日とも参加予定)。また、6月10日はゼミ終了後、18時30分よりゼミコンパを開催します(詳しくは問い合わせてください。コンパからの参加も可)。翌日、日商簿記の試験をひかえているにもかかわらず、14期N君は飲む気満々です(たぶん10期Y君も飲む気満々!)。 という感じの集中サブゼミです。みんなでお勉強しましょ。そして・・・飲みましょ。