平成25年２月16日、晴天。
ここのところ、やのみー探検隊が歩いていない絵下山の焼山側へのアタックにはまっている。この日は、中野山の向こうを探検してみることにした。
９時11分、車を絵下頭駐車場に置き、しばらく車道を下る。
前日、雨が降ったが、山は雪だったらしい。日陰には雪が残っている。
車道を下る途中、新しい道の入口を発見した。絵下頭方向に向かっている。いずれ調査しよう。
９時21分、二重ガードレールこと中野山入口に到着。
９時31分、中野山山頂の破れ岩に到着。
ご夫婦と思われるお二人が、お湯を沸かしコーヒーを淹れておられた。「これが楽しみで」というお二人、龍野山を経由して来られたとのこと。
「焼山深山の滝」や「焼山公園」からのルートは、しっかりした道であることを教えていただいた。
破れ岩のすぐ下に、「洗心岩」という岩がある。この岩には、「洗心」という文字が掘り込まれている。その向こうは絶壁。立ち上がれなかった。
洗心岩の下に向かって、かなり急な山道の入口があった。「中野山第一南尾根ロックガーデンコース」というらしい。
この辺りは、焼山を中心に活動する「里山探検整備隊」の皆さんが、道を作りながら案内板を設置されている。このコースは、またの機会に譲り、本線に戻る。
本線を南に下る。急な部分もあるが、よく歩かれていて歩きやすい道である。
９時42分、今度は「中野山第２南尾根」への分岐点があった。里山探検整備隊さんのホームページで「第４南尾根」という文字を見たことがある。ということは、この本線が「第３南尾根」なのだろうか。
さらに、その本線を進む。
９時50分まで下ってピストンで折り返そうと思っていたが、９時49分、またもや分岐点。右に下れば、絵下山に行くという。
もう少し本線を進んでみよう。
少し行くと上り坂になった。よし、このピークまで行ってみよう。
９時52分、ピークに到着。「西中野山 499m」と書いてあった。国土地理院の地図には山名はないが「499m」の地点標高表示がある。ここがそこなのだ。
ピークからほぼ同じ高さで尾根が続く。尾根の先まで行き、折り返した。
西中野山から北方向に、絵下山のテレビ塔が見える。
９時57分、絵下山に行くという分岐点まで戻った。
せっかくなので、そちらに行ってみる。薄暗い急坂は谷底へと下っていた。
10時２分、下りきった。わずか５分だが、不安な道行きだった。
川が流れており、「呉要塞…」という標石があった。
川を渡って少し斜面を上がると、しっかりした道が現れた。
これは、３連首飾りの道の「下段」である。最も谷底に近い辺りであろう。
１0時22分、３連道を上りきり、絵下頭駐車場に戻った。
絵下山の南側にもたくさんの道があり、よく整備されている。焼山側の皆さんに敬意を表したい。
