平成25年2月11日、3連休最終日。午後になって思い立ち、単独「マミガ城ルート」を探検することにした。
13時13分、龍野神社の入口から登山開始。この登山口は寺屋敷地区の一番南にある山水苑団地にある。
これからアタックしようとするルートは、広島市(矢野)と呉市(焼山)の境界線にあたる尾根の上を歩く。
13時14分、尾根の上に上がると三叉路になっている。左には龍野神社の建物の裏側が見える。右がマミガ城に向かう道。
以前、ここに来たときには、右の道は鬱蒼と閉ざされていたが、今回、明るく開かれている。焼山を中心に活動される「里山探検整備隊」の皆さんの仕事と聞いている。
間もなく、シダの多い道になる。しかし、路面はっきりしており、迷うような感じではない。
結構な急坂。何か所かにはロープも設置されている。
13時20分、眺望のある岩場に到着。
13時24分、マミガ城跡に到着。「マミガ」とは語源の知れぬ言葉だが、「馬見が城」という意味ではないかと私は思っている。
この特徴的な文字の看板が里山探検整備隊の皆さんの作成らしい。絵下山の焼山側によく設置されている。(ピンボケごめんなさい。)
わずか10分余りで「マミガ城跡」に到着したが、この後がきつかった。シダの多い、直線的な急坂が続く。
単独の午後登山、険しい道に心細くなり、何度か戻ろうかと思った。アキレス腱の上がこわばってきた。
龍野ルートとの合流点は、タツノ口岩付近と思われるが、遥か遠い気がする。合流点まで、地図上の距離から30分と予想していたが、30分を過ぎてもなかなかたどり着かない。
13時48分、ようやく合流点に到達。結局、登山開始から35分だった。しかし、特に最後の5分は心細かった。
「龍野神社」の札があったが、前々日、ここを歩いたときは気がつかなかった。
同じ道を戻る勇気はなく、安全な龍野ルートを下ることに。
南を見ると、先ほど登ったと思われる尾根が見える。確かに急である。下りながら膝が笑う。あちらを下りなくてよかった。
14時、無事に五月台公園に到着した。