平成25年2月9日。前日は小雪も降ったが、青空も出て、寒さも少し和らいだ。
参加者は、KK隊員とO副隊長と私の3人。絵下山の東側をあまり歩いていないKK隊員のために、目的地はタツノ口岩とした。
9時11分、東麓駐車場に到着。
まずは、車道を上がる。昨年はずいぶん長い期間楽しませてくれた「赤と黄色のタマミズキ」だが、今年はすでにほとんど実が無い。鳥が食べたのであろうか。
車道が一番南側にカーブした場所に、脇道がある。9時23分、その脇道に入る。
谷道であり比較的ゆるい坂である。霜柱をガシガシと踏みながら登った。
9時32分、「龍野ルート」に合流した。右は中野山、左は龍野山(龍山・竜ノ口山)である。両山の鞍部となるこの場所は十字路になっていて、正面に焼山につながる道がある。やのみー探検隊はその道に入ったことがない。時間もあるのでアタックを開始。
現地の案内板によると、この道は、龍野山の頂上から南に向かう道と合流して、焼山の北原地区につながっている。別の案内板には、焼山公園や深山の滝(焼山側)にも行けると書いてある。
今から歩こうとする道について「夏は水場の蛇に注意」とも書いてある。
小さな沢に沿った谷道。ハッキリしている部分もあるが、時々テープやリボンを頼りにしなければならない場所もある。全般的には荒れている。何度が沢を跨いだ。
夏は木が茂ってさらに歩きにくそうだ。先ほどの案内板の蛇のこともある。夏は避けたい。
何か所かに岩に文字が刻まれている。いずれも漢数字と「山」の字が見えるが、うまく読み取れない。
9時47分。15分歩いたが、ほかの道に合流しない。もう少し続くようだ。この日は12時までに下山を完了させることになっていたので、ここで折り返し、ピストン。
振り返ると、鬱蒼とした谷が見えた。この中を歩いて来たのだ。帰りは沢登りとなる。
10時4分、龍山・中野山鞍部の十字路に戻った。
急な坂道を登り、10時10分、龍野山(龍山・竜ノ口山)に到着。
そのまま、龍野ルートを寺屋敷に下る。この道は地元の皆さんによって、よく整備されている。
途中、見晴らしの良い岩場もある。
岩場に赤い花芽を発見。寒いが山は春の準備を始めているようだ。
10時40分、寺屋敷の五月台団地の一番高いところにある五月台公園が見えた。地域の皆さんがグランドゴルフを楽しんでいる。
公園で少し休憩して、五月台団地を下る。
「寺屋敷峠」に向かう道を歩く。絵下山入口行きのバスの終点がある。
案外長い道路歩きとなる。
11時13分、ようやく車を置いた東麓駐車場に到着。12時までにニュータウンに戻れそうだ。