昼ご飯は何を食べるのか悩む。
そんな時、ぜひ立ち寄りたいのが
西葛西の「東西や」である。
老舗の和食屋風?の店構えで常連さんが訪れそうな雰囲気。
西葛西駅から徒歩1分、東西線の高架下にその店はある。
(老舗が高架下?・・・)
サービスランチメニューはAランチかBランチ
毎日決まって
A・・・トンカツとアジフライ
B・・・コロッケとキスフライ
確実に僕はAを選択する。
っていうか、Bをオーダーしている人を見たことがない。
トンカツ屋に入ってトンカツを食べないなんて・・・
という訳で、今日もAを注文。
しばらくして山盛りのキャベツの上にトンカツ&アジフライがそびえ立つ。
甕(かめ)に入ったソースが各テーブルにおかれており、
僕も常連客の様にささっと熱々トンカツの上にソースをまき散らす。
サクッという音とともに肉汁が口を充満する。
ええやん!
この店は、何がいいのか油である。
大阪の串カツのように、油がどこか懐かしさとやさしさが詰まっている。
そんな「東西や」
今日は変化があった。
年配のご夫婦とパートのおばちゃんがやっていた店が
異様に元気なっている。
「いらっしゃいませ!」
「へい!わかりやした!」
厨房を見ると、若い男性がいるではないか!
あのお父さんはどうしたのか!?
もしかして・・・!
お母さんは!?
ハッとお母さん定位置のレジに目を向けると
置物のように寸分も動かないお母さんの姿が
ついに仏像になったのか
と勘違いをしてしまいそうに微動だにしない。
指がかすかに動いてた。
生きていた。
でも確実に以前より元気もなく、髪の毛の色も真っ白になっていた。
そうか、そういうことかと一人納得をした。
しかしトンカツは今日も美味かった。
お父さんの味が受け継がれていた。
食べ終わり、お金を払おうとレジに向かった。
伝票についたソースで僕の手が汚れた。
お母さんがソッと自分の手ぬぐいで拭いてくれた。
少し悲しくなった。
いろいろとひとり想像してしまったけど、
お母さんありがとう。
お父さん、お疲れさまでした。
「東西や」最高!
名物のお母さんはもう何歳なんやろう
