3月13日 水
所用あって大阪に来ています。
新幹線で新大阪に着いたのは10時過ぎ。そこからJRで4分、大阪駅です。ほんの少し先に梅田スカイビルが見える。ずっと行きたかった空中庭園、、、
大阪駅前にプール? ↓
↓ 駅前から見たつくんと建っているのが梅田スカイビル。
雑踏が行き交うど真ん中に水辺が広く設計されていて、風にキラキラと輝いています。
石段を伝って流れ落ちる水が目に優しい。
その周りには幕が張られ、工事車両が入っていて何か壮大な都市計画がありそうです。
スカイビルの真下に来ました。
ビルの前にはやはり水が流れ、人々の憩いの場になっているようです。木々の下に春の花が混植されて街中とは思えない優しさと未来に向けてテーマを持った街づくりを感じます。
見上げればこれが梅田スカイビル エーッ!!
高さ173メートル、地上40階地下2階の超高層オフィスビルは1993年3月に完成したのだそうです。映画館、美術館もある。
イーストタワー、ウエストタワー2棟を繋いでいるというエスカレーターに乗って空中庭園へ行きます。
これがそのエスカレーター、まるで別世界にでも連れて行ってくれるような不思議な感覚。
まず着いたのはこのガラス張りの展望台、周囲の天上が鏡になっている。さながら宇宙ステーション、広い、、 ↓
ガラスの向こうに広がる大阪の街、下を見るのが怖い、ゾクッ!足の裏がこそばゆい
ここから更に上へ、階段
ワーオ!! 東西南北一周できる屋上開放型展望台、これが空中庭園
メタリックな構造物がまるで円盤 下に見える斜め掛けの鉄橋が先のエスカレーター、往と復2本架かっています。
心地よい空気を感じながら大阪湾、淀川、六甲山が一望できます。
今日は晴天とまではいかなくても風もなく展望日和、地上173メートルを肌で感じます。大阪の街は広ーい。来てよかった、、、、
感動冷めやらぬまま下ります。 地下に食堂街「滝見小路」があるそうで昼食にします。
近未来から一気に空気が変わり昭和時代にタイムスリップ。
うすぼんやりした灯りの中でなんと超懐かしい大村崑ちゃんお馴染みのミゼットが展示されていたり、看板など昭和レトロなグッズが散りばめられている、、、
そしてランチ、野菜天ぷらをいただきます。
平日の昼食時だったのでサラリーマンの方々が入店されていました。
外に出て滝見小路の意味がここでわかりました。流れ落ちる滝の裏側で食事をしていたのです。ガラス面にスクリーンが下りていたので気がつきませんでした。
ビルにばかり気をとられていましたが、周辺を取り囲む風景に目を見張る。先の流れ落ちる滝の水は川となって岩や石の間を縫い、せせらぎとなって周遊している。飛び石を伝って人が中に入る事もできる。木陰で休息できる仕組みだ。
いつか森になってここに小鳥がさえずり、オタマジャクシが列をつくり、トンボが川面を飛ぶ「街中のビオトープ」、、できたらいいな、、、ふっと思った。
木々は日本の在来種を集めて植えられているそうで、若葉に萌える春はもうそこまで、、、
↑ ここでも驚いた まるでジオラマのような田畑が作られ実際に人が作業しています。
米や野菜が収穫されるそうな、、諸々のギャップにびっくり、びっくり!! またびっくり!
梅田スカイビルを後に林立するビルの谷間を地下鉄へ。
様々な人間模様が息づく大阪の大都市、個性満載の人々の呼吸が聞こえてくるようです、、、