京都の町を走りながら次の17番札所へ向かいます。
ローソクの形をしているといわれる京都タワー、鴨川沿いに立つ川床、今日は宵山祭が催されるとのことで五条通りは渋滞ぎみでそれでも浴衣姿の若い女性がちらほら、楽しくなります。五条大橋の信号を右折して東山五条で下車。イメージ 1
大通りから狭い路地に入り500メートル位歩いた先です。


 






 17番札所 補陀洛山 六波羅蜜寺 本尊 十一面観世音菩薩
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イメージ 3門を入ると、観音像の後ろにいきなり美しい朱塗りの寺院が現れます。














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「天慶元年(938)のころ、首にかけた金ぐ(ゴング)を打ち鳴らし「南無(ナモ)だ、南無だ」と念仏を唱えながら、京都の町を歩く僧があった。
猟師に射殺された鹿をあわれみ、その皮をかわごろもに痩せて腰の曲がった身にまとい、角を杖頭につけ、わらじばきで市中を歩く姿は民衆から「市の聖」といわれた空也上人の姿である。
遍歴の旅僧といわれた光勝空也は、道路を開き、橋を架け水利をはかり、建物を修理し、荒野の死体を葬いその救済に努めた。
天歴5年(951)京都に悪病が流行し、上人は十一面観世音を造像し、尊像を車に安じて市中をひきまわった。そして青竹を蓮のように割り、茶をたててその中へ小梅干しと結昆布を入れ念仏を唱えながら病人に与えた。 上人は悪病で亡くなった死者を供養するため、庶民の墓地が集まる鳥辺野の入口、六原に堂宇を建立し、そこに十一面観世音を安置した。これが六波羅蜜寺の前身・西光寺である。
のち、弟子・中信に引き継がれ、天台宗に属し寺名は六波羅蜜寺と改められた。
やがて平清盛・重盛はこの地に邸宅をかまえ、平家の全盛時代を誇った。 しかし平家の没落にともない焼失するが本堂は免れ、のち源頼朝、足利義詮、豊富秀吉、徳川家康などの支援によって維持され、明治維新に縮小されて今に至る」。
実物の拝見はかないませんでしたが、空也上人の念仏を唱える口から6人の僧があるのが見える。
大きく立つ観世音菩薩像のよこに桔梗の花が涼しげに咲いていました。





バスに乗車、再び鴨川沿いを走ると山々に囲まれた京都が実感できます。四条大橋右手に京都南座を見てこれから知恩院の方向に走ります。
そろそろお昼も近く、今日はお弁当ではなく知恩院門前にあるお食事処で季節の和膳をいただきます。
食事作法を唱和します
  「一滴の水にも 天地の恵みを感じ 
   一粒の米にも 万民の労苦を思い ありがたくいただきます」イメージ 5
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京料理を美味しくいただいたあとはマイクロバスに分乗します。



立派な知恩院は立ち寄ることもなくあとにしてすれ違いができるかと思われるような細い道をくねくねと次の番外、元慶寺に向かいます。



 番外 華頂山 元慶寺 本尊 薬師如来
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細い道を少し入った先の楼門をくぐります。
参道は狭くその先すぐに本堂と庫裡がある。イメージ 9
 
    











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 「元慶元年(877)清和・陽成天皇の勅を奉じて、遍昭僧正が山科花山のほど近いところに一寺を建立したのが元慶寺の始まりといわれる。
編昭僧正は歌人としても名高く、もとは良岑宗貞といって仁明天皇から愛されたが天皇の崩御にあい、哀傷のあまり比叡山に登って剃髪した。そして慈覚大師の門に入り、学識高く世に知られた。
元慶寺は隆盛をきわめた時もあったが今はすたれて小寺になりはててしまった。元慶寺から200メートルはなれたところに編昭僧正の墓石がある。
ここは花山法皇がいろいろ不幸に遭って落飾された寺、花山法皇像が納められている」。イメージ 13












19番札所 霊鹿山 行願寺ー革堂- 本尊 千手観世音菩薩

行願寺は丸太町通り右手にあり、すぐ北には京都御苑がある。       イメージ 14
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「一条天皇の勅願によって一条小川に行円が賀茂神社の巨木、槻で千手観世音を彫刻し、安置し開基した。
行円は若いころ、性格があらく狩猟を好んでいつも山野をかけめぐっていた。ある日、鹿を射止めたがそれが牝鹿で、しかも身ごもっていた。行円は自らの残酷な行為を恥じ仏門をくぐる。そしてその鹿の革を衣にしていつも身につけ、千手陀羅尼を読俑しながら市中を歩いた。革聖とも革上人ともよばれ、その徳をたたえられたという。それにちなんで寺名を革堂と呼ばれるようになった。
火災のために度々場所を変え、この地に移ったのは天正年間といわれ、現存の堂は文化十三年(1816)の再建」。イメージ 15

イメージ 16七福神が並びます。
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