昨日の6月23日は夏至。冬至のかぼちゃに対して夏至はいちぢくを食べるのだそうだ。日の出4時38分、日の入り7時10分。明るい朝は目覚めも早く気持ちがいい。しかし一年も折り返し地点、ここから師走にむけてまっしぐら、かと思うとそら恐ろしい。
そして23日は「沖縄戦慰霊の日」です。70年という節目に辺野古移設反対の渦が沖縄だけの問題ではないことに内地の人も気づき始めている。集団的自衛権が憲法違反である、との専門家の声もあがり始めた。
 
 南紅梅を買い、梅干しを漬けました。重しをのせ7月の土用干しまで梅酢が上がるのを待ちます。自分に課したひとつひとつの宿題をこなすのが私の仕事です。
先日西国三十三所巡礼の旅 第五回目に行ってきました。

 6月15日 月
梅雨真っ只中にもかかわらず上天気、暑くなりそうです。一回目の和歌山県から徐々に上がって今回は滋賀県、大津に向かいます。

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 14番札所 長等山 園城寺 
(オンジョウジ)ー三井寺ー 本尊如意輪観世音菩薩
        
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             いきなりの石段の先に重要文化財の仁王門が建つ。更に石段を登りつめると広く砂利を敷き詰めた参道に建つ美しい金堂が現れます。

「当時の総本堂。本尊の弥勅仏は天智天皇が信仰されていた霊像で秘仏としてまつられている。現在の建築は豊富秀吉の北政所により慶長四年(1599)に再建された。桃山時代を代表する名建築として知られている」。
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鐘楼です。鐘はめずらしく扉の内にあり、突くことができるというので入ります。








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観音堂です。
ご本尊は如意輪観世音で三十三年に一度のご開帳とか、残念ながら拝見叶わずでした。
ここの境内からは琵琶湖が羨望でき、大津の街や晴れると比叡、比良の連邦までも望めるといいます。
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「園城寺ー三井寺ーは天台寺門宗の総本山で、古くから日本四箇大寺のひとつに数えられています。貞観五年(863)、智証大師がこの地に巡錫し、如意輪観世音を感得したためそのまま彫刻し、安置したのが始まりとされている。寺の創建は「壬申の乱」の犠牲となった弘文天皇(大友皇子)の菩提を弔うため皇子の与多王が建立、天武天皇より「長等寺園城寺」の勅願を賜り、のち延暦寺からわかれた智証大師円珍が再興されました。
長い歴史の中で当時は再三の兵火にあい、焼失しましたが、豊臣氏や徳川氏の尽力で再興され現在に至ります」。イメージ 6
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イメージ 12金堂まで戻りました。



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金堂の横に建つ「閼伽井屋(アカイヤ)」。「天智、天武、持統天皇が産湯に用いられたという泉が湧く。泉を護る覆屋は慶長五年(1600)の建立、上部にある左甚五郎作の龍の彫刻で有名です」。
「むかしこの龍が夜な夜な琵琶湖に出て暴れたために、困った甚五郎が自ら龍の目玉に五寸釘を打ち込み静めたと伝えられています」。

小さな格子から覗いてみると泉が湧きだしているのが見えます。
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イメージ 18「弁慶の引き摺り鐘」、という場所に来ました。
「奈良時代の作とされるこの梵鐘は、むかし俵藤太秀郷が三上山の百足退治のお礼に竜宮から持ち帰った鐘を三井寺に寄進したと伝えています。その後延暦寺との争いで弁慶が奪って比叡山へ引き摺りあげて撞いてみると”イノー・イノー”(関西弁で帰りたい)と響いたので「そんなに三井寺へ帰りたいのか!」と怒って鐘を谷底へ投げ捨ててしまったのです。その時のものと思われる傷痕や破目等が残っています」。

この堂内に入ると、鐘のまわりをぐるりと見ることができます。この鐘は複製されたものだと思いますが、その後側に割れ傷ついた鐘がありました。
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右は「一切経蔵」、室町初期の建築で、「慶長七年(1602)、戦国大名・毛利輝元により山口県・国清寺より移築、寄進された。堂内には高麗版一切経を納める回転式の八角輪蔵がある」。
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経本がびっしりとはめ込まれた八角形の見上げるほどの収納庫といいますか、がある。この八角形の箱型は基の部分に木をさしこんで回転させる、という当時の技術の高さを知るもので、重要文化財に指定されています。
ここから三重塔が見えます。
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池に橋がかかり開花にはまだ早い水蓮が浮かびます。



イメージ 21「三井の晩鐘」、慶長七年(1602)の再建、梵鐘は近江八景「三井の晩鐘」で知られる。

有料で撞くことができます。
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石段を下って仁王門まで戻りました。
長等山の麓の広大な敷地に建つ三井寺は荘厳な観音堂、金堂、そして国宝・重要文化財・名園、諸堂の数々など三井寺の土と空気に触れることができ貴重なひとときでした。



バスに乗車、琵琶湖から水を引くという「びわこ疎水」を眺めながら大津の街中を走り、琵琶湖まで来ました。
湖水を眺めながら瀬田川沿いに三井寺から20分、次は石山寺です。