イメージ 2
イメージ 1夜、三階にあるベランダから南をみると家々の灯りの向こうにずーっとオレンジ色のライトが連なってみえる。基地の飛行場だ。基地は嘉手納を中心に沖縄市、読谷村にまたがってある。 朝四時、キーンという音に目が覚めた。何だろうと思いベランダに出るとそのオレンジ色のライトだけが横に一直線にまだ明け切らない空に浮いていた。音は飛行機が離陸する際に出るあの音だ。30分程して爆音とともに一機が飛びたった。10分程してもう一機、それから30分後一機が基地に戻ってきた。夜が明ける頃には静まり返り代わりに小鳥たちが賑々しくおしゃべりをはじめた。 朝の新聞で基地では救助訓練が数日間行われるとあった。このことは事前に嘉手納以外には知らされないと聞いた。  同じ日、北側の向こうの方に小高い山を見つけた。「ね、ね、山が見えるわ、ハイキングいけるわね」、そしたら 「あの山は基地の中にあって弾薬庫になってる」って返事だった。 私は言葉がでませんでした。そして更に戦争の時沖縄の人は南から北へあの山を越えて逃げたのだと付け加えた。 私はしばらくの間重たくなった気持ちをひきづっていました。 写真は嘉手納の道の駅からみた飛行場基地の一部です。