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2012.11.28付け日経新聞 電子版記事

スタバ、都心に小型店展開
コンビニカフェに対抗 面積・従業員を半減
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コーヒーショップのスターバックスは、今までの店舗よりも平均半分程度の面積の小型店を出店するとのこと。取り扱う商品として、コーヒー豆やカップなどは販売せず、食事メニューもレンジで温めるなど時間がかかるものはなくし、商品数を今までの店舗の4分の1と、かなり減らしたメニューの数になっています。

しかし、千代田区にこの夏オープンした実験店舗では従業員も減らし、店舗運営コストは1割以上減り、利益が増えたとのこと。


チェーン展開しているセルフサービスのコーヒーショップ、ファストコーヒーショップとでも言うのでしょうか。検索したらこんな単語はありませんでしたが、このスターバックスや、タリーズコーヒー、ドトールなど、今や街なかにはファストコーヒーショップは、かなり出店されています。

その中でも、実は私はスターバックスをあまり利用していません。理由は店内に入ってからコーヒーを手にできるまでの時間が長く感じるからです。その間、立って待っていなくてはならず、椅子もさほどゆっくりできる作りの椅子ではなく・・・時間が勿体無いし、疲れるしで足が向いていませんでした。

もしも、「待ち時間と疲れ具合」を数値にすることができれば、スターバックスのコーヒーが美味しいとしても、他のファストコーヒーショップに比べて、私としてはかなり割高に感じてしまいます。

椅子もゆったり座れるルノアールなどの方を好んで利用しているのです。

スターバックスには、かなりの「ファン」がいて、スターバックスじゃなきゃ嫌だという方も多いと感じています。


まずは利用する客が何を求めてそのお店にしているか。
コーヒーの味なのか、コーヒー自体をとにかくのみたいのか、休息をとりたいのか、それによって選ぶ店が変わってきます。

今までのスターバックスのファンの方が店に求めていたものは、トッピングがあったり、フレーバーがあったりとコーヒーと言えどもアレンジを楽しめるコーヒーや、季節ごとの可愛いカップが置いてある雰囲気だったかもしれません。

それが今回の小型店ではメニュー数も4分の1になり、カップ類の販売もないとなると、今までのファンが求めていたものとは少し変わってくる可能性があります。商品が提供されるまでの時間が短くなるのであれば、私のような人間が新たに利用することになるのかもしれません。

店自体がターゲットを変えての出店。
このスターバックスの小型店、今後の展開に注目したいと思います。

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