昨晩は仕事が片付かず、布団に入ったのは午前2時頃。
布団に入ってもなかなか寝付けず、眠りについたのは恐らく3時を過ぎていたかと思います。
ようやく熟睡していたであろう時間帯に、枕元に置いていた携帯電話から、今まで聞いたこともないような「けたたましい音」が鳴りました。
その音でパっと目覚めた同時に
地域の防災無線のスピーカーから、サイレンが響きわたり
「大地震です。大地震です」とだけ、繰り返しのアナウンス。
私は、音に驚きパニックになり逃げ出そうとしているミャウぞうを追いかけ捕まえながら、
夫に 「ミャウぞうの箱!!!」
「テレビつけて!!」と言っていました。
ミャウぞうの箱(=猫のキャリーバッグ)に、ミャウぞうを押し込み終わるまで、目覚めてから恐らく30秒くらい。その時、ちょうど揺れ始めました。
今朝の地震、私の住んでいる地域の揺れは、さほど激しくありませんでした。
一昨日の晩の地震の揺れのほうが、大きかったと感じています。
私は普段から地震、火事などがあったら、ミャウぞうを捕まえてすぐに出られるように、玄関先や2階の寝室などに、ミャウぞうを入れられるバッグを置いて、頭の中ではシミュレーションをしています。
ちょうど、一昨日の晩の地震の際、夫に「そこと玄関にミャウぞうのバッグが置いてあるから、何かあった時はそこにミャウぞうを入れて逃げて」と夫に説明したばかりでした。
もしも夫に一昨日説明をしていなかったら、今朝わたしが「ミャウぞうの箱」と声をあげても、夫は何のこっちゃ?と思ったことでしょう。
結果的にミャウぞうをバッグにいれる必要もなかったのですが、揺れがおさまり暫くするまで、ミャウぞうには入っていてもらいました。
先月末からの大雨、一昨日からの台風、そして今回の地震と災害が続いています。被害にあわれた方々、心よりお見舞い申しあげます。一日も早く落ち着いた生活が送られることをお祈りいたします。
■携帯電話で緊急地震速報を受信■
今回、驚いたのは、携帯電話が緊急地震速報を受信したことです。
緊急地震速報とは2007年10月1日から気象庁が提供を開始した
「地震がくる前に地震が来る事を知らせる速報」です。
受信できるのは、テレビやラジオ、専用の受信機などがあるのは知っていたのですが、携帯電話でも受信できるようになっているのを知りませんでした。
「テレビやラジオでは、常につけてなくちゃ受信できないようなぁ」 と以前より思っていたのですが、意図せぬことで、本日、自分の携帯が受信できるということを知りました。
地震が発生した時刻は5:07
一番下のメールが携帯の機能として受信した、緊急地震速報です。私の携帯は30秒くらい進んでいるので、もしかすると5:06だったかもしれません。
その上の5:09に受信しているのは、自分が住んでいる自治体が出しているものです。これは毎日、どこどこの町内で空き巣が入ったとか、ひったくりがあった等の犯罪報告を教えてくれるメールです。そこからも遅れてですが、メールが届きました。
この携帯の緊急地震速報がなければ、私は目覚めなかったと思います。とにかく、スゴイ音でした。
よく、「30秒前に知ったって何もできない」などと言う声を聞きますが、例え数秒前でも事前に知ることが出来たほうが良いと感じました。
足をふんばるだけでも、倒れてきそうな家具から離れるだけでも、突然来るのと、知っていて来るのとでは大きく違うと思います。
■緊急地震速報 携帯各社の対応■
そんな有り難たみを感じた携帯電話の緊急地震速報ですが、ふと気づくと夫の携帯には何も起こらなかった。
あれ???と思い、ネットで調べてみましたら対応していない機種や、キャリア(会社)もありました。
また対応しているけれど、設定を自分でしなければならない機種もありましたので、是非、一度確認してみて下さい。
(以下、全てパソコン対応のページです)
2007年の12月から、速報の配信を開始。
↑こちらのページに、対応機種や設定方法が出ています。
2008年3月から開始
↑こちらのページに対応機種や設定方法が出ています。
今年の秋から開始されるそうです。
携帯電話でこのブログをご覧頂いている方は、携帯のネットサービスTOPページなどで「検索」できると思いますので「緊急地震速報」といれて検索してみて下さい。
携帯各社共通の緊急速報の音
テレビやラジオが流す音とは別の音で、携帯から出る音は各社共通だそうです。
docomoのこちらのページ (PC用) に「災害・避難情報の専用着信音」として、同じ音が聴けるようになっているので、一度耳にされておくと良いかと思います。
■デジタルなまず■
あとは、緊急地震速報専用の受信機「デジタルなまず」
公共施設、商業施設などで見かけます。
■もしもの時の備えとシミュレーション■
ミャウぞうの箱を置いてある場所を私だけが知っていてもダメなわけ。
万が一の備えは必須で、それが誰が見ても分かる状態にしておくことも大切。
そして、頭の中での頻繁なシミュレーションも大切で、出来れば、家庭でも非難訓練ってやったほうがいいんだなぁと感じた私です。
ただ、もう一つ・・・
今日で分かったのですが、あのキャリーバッグにミャウぞうを急いでいれるのは無理。
何か米袋のような大きな袋にとりあえず入れて、落ち着いてからキャリーバッグに移せるように、改めて準備をしようと思いました。