表題作は、ご存知、爆笑問題太田光の小説第二弾「文明の子」です。

この小説は、「人間とは」、「生きるとは」、「愛とは」といった事や

ある種の正義が大勢を占めた時に切り捨てられてしまう何か、

といったものを著者独特の無垢な感性でとらえ表現しています。

正直、「小説」としての巧拙は、私にはわかりませんが、

著者の表現者としてのストレートな愚直さや無垢な感性は、

巧拙を超えて、読み手を小説の世界に引き込んでいきます。

また表現の形は小説ですが、著者の想いと向き合う中で

様々なことを考えさせられる(考えずにいられない)という意味では、

ある種の哲学書ともいえます。

名作、手塚治虫「火の鳥」と似たようなの読後感を得られました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。