大好きな「CSI」のドラマシリーズが時間差でいつ何時でも見れたり、見逃した番組もすぐ検索して再生できるようになっていたり、ものすごーくアメリカンな雰囲気の中ケーブル文化を楽しめるので、大満足な「ソウルのテレビ前」生活をこれまでしてまいりました。
・・・しかし、それを根本から揺るがす大事件が、海を超えた日本で起こっておりました・・・。
そうです。
リュ・ジョンハン先生メインの前編・後編、約30分に渡る大スペクタクル・ブロックバスター特集番組がなんとケーブルテレビの衛星劇場で放送されていたのです。
全米が泣いた・・・ことは間違いございませんが、「ジョンハン」という単語と、「特集」という単語が同時にテレビで使われる日が到来するとは、違いが分かる乙女の皆様へのプレゼント以外の何物でもございません。
そもそも、なぜこんなスペクタクル超大作が放送されるのかと言いますと、現在衛星劇場さんでは、
☆「馬医」(チョ・)スンウ先輩
☆「ラブ・アゲイン」(リュ・)ジョンハン先生
という、韓国ミュージカル界の2トップ&今となっては半ば歴史的出来事の2006年「ジキル&ハイド」の来日公演でダブルキャストで主演をはったお二人主演のドラマを絶賛放送中。
ジョンハン先生の「ラブ・アゲイン」のドラマ放送を盛り上げるため、15分の「韓流スタージャックS」というレギュラー番組に先生がご出演され、今回の特集放送にいたったわけでございます。
今回の番組、ドラマのお話ももちろんございますが、番組中、8割以上がジョンハン先生が出演されてきたミュージカル話というものすごい展開に。
その上、
セクスィーさ&キッスの達人っぷりで数々の乙女のハートを奪った「レベッカ」の釜山公演に完全密着しながら、
☆マキシム役ができるまで(上記写真参照)
という、韓国では取材をなかなか受けない先生がものすごい大サービスっぷりを披露。韓国内のミュージカルファンたちは、この番組の存在を知ったらたぶん卒倒してしまうかもしれません。
なぜなら、
取材が入ると分かっていても、ものすごい普段着で楽屋入りしたと思ったら、
先生スイッチがとたんに入ると、マキシムとして大活躍。『レベッカ』の劇中映像では、歌いに歌いまくります。
その上、先生に「何が出るかな、何が出るかな」のサイコロトークを振るという、“よくやったっっ、衛星劇場！！”と、江戸っ子の親父さんたちですら叫びたくなるほどのびっくり企画で、
☆スリルミー、初演秘話
(共演者に感謝しつつ、当時の飲み会の様子を語る先生に胸キュンっ！)
☆ラ・マンチャの男で、善良な人間になりたいことを夢見て、
驚愕の、「ジキル&ハイド」の来日公演時での、スンウ先輩の「スンガン」(劇中流れる‘時が来た’の韓国語タイトルの一部をとって、スンガンと呼ぶ)エピソードを披露。
スンウ先輩が日本で大いに戸惑っている様子をジョンハン先生再現するという、お腹を抱えて笑わずにはいられないことになっています。
そして圧巻なのは、たぶん番組の可愛い司会のお姉さんやカメラマンさんは、「レベッカ」楽屋でなんか変なお兄さん入ってきたなーとしか思ってない感がバシバシ感じられる中、カメラの前に現れたのが、
チェ・ミンチョル兄貴であるという、事実。
さすが、いぶし銀名俳優な上に、ルキーニ仕込みのセクシーさを持つ兄貴。たった数分の出番で、先生の性格にダメ出ししながらも笑いを取るという良い仕事をきっちりされております。
その他、まだ独身のジョンハン先生の結婚のことや、ドラマの大変さ、大御所なのにまだ舞台前はものすごーーーく緊張してしまうことなど、優しく語っている先生姿は永久保存版になっております。
そんな大満足の6月の放送が終わり、ついていた次回予告が、
(写真訳注:こんな善良そうな方が、去年、黄泉の国のおっぱ風吹かせていた死神を演じていたこと、皆様は後世に語り継ぐ必要があるかと思いますが、いかがでしょうか。)
ミュージカル大好きっ子たちは「あー、はいはい。ジョンハン先生終わって次は・・って！？えっ？」と必ずや二度見したであろう、ソン・チャンウィさんの登場。
エリザベートのトートに、ウェルテルに、光化門恋歌に・・とミュージカルでの大活躍っぷりを衛星劇場さんは知ってか知らずか、先生の次に持ってきてくださいました。
ドラマ「大風水」の広報と思いきや、予告では思いっきりチャンウィさんの最新ミュージカル「ヘドウィグ」の稽古場に潜入していたので、歌ってシーン盛りだくさんであることは十分予想されます。
というわけで、梅雨にも負けない乙女の皆様。7月の衛星劇場も見逃せナイト。
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