僕は子どもが好きです。

若い頃は苦手でした。

かわいいとも思いませんでした。

 

やっぱり、自分の子どもができたら、

180度くらい変わりました。

 

特に2,3歳くらいの言葉を覚えかけたくらいの頃って、

一挙手一投足に目が離せない、

本当にかわいいな、と思います。

 

それでも、最初は自分の子どもはかわいいけど、

他所の子どもはそうでもなかったんですよね。

 

だんだん子育てしながら、

歳を重ねてきて、他所様のお子さんも、

心からかわいいな、と思えるようになってきました。

 

一つは、子どもに関連した仕事をする機会があったということ。

一つは、全人類的に子どもは宝だ、というのが、

心に染みて分かるようになってきた、ということ。

簡単に言えば「いろいろ経験を重ねてきたから」ということ。

もっと簡単に言えば「年取ってきたから」ということ。

 

川崎市に、「子どもの権利条例」というのがあります。

 

条例制定に向けたタウンミーティングの中で発せられた、

子どもからおとなへのメッセージというのがあります。

それを紹介したいと思います。

 


 

子どもたちからおとなへのメッセージ

 

「まず,おとなが幸せにいてください。おとなが幸せじゃないのに子どもだけ幸せにはなれ

ません。おとなが幸せでないと,子どもに虐待とか体罰とかが起きます。

条例に“子どもは愛情と理解をもって育まれる”とありますが,まず,家庭や学校,地域の

中で,おとなが幸せでいてほしいのです。

子どもはそういう中で,安心して生きることができます。」

 


 

本当に大切なことだと思います。

僕の行動原理の中に「自分が十分である」というのがあります。

自分が十分じゃないのに、他人を助けることはできません。

 

飛行機に乗ると、救命胴衣の付け方が

映像で流れたりしますが、

子連れの場合はまず、大人が装着してから、

子どもに装着させるように促されます。

 

自分がままならないのに、他人に施しをすることなんて、

絶対にできないのです。

 

だから、子どもを育てる、というのは、

何にも増して、自分が余裕ある、幸せな大人でないといけない、

と思います。

 

といいながら、離婚して離れ離れで暮らしている

自分が偉そうに言えることではないのですが。

でも、なんとかもう一度、という気持ちで、

家族と接しています。

 

世の中には、望まずして生まれてしまった子、

未熟なまま、子どもを生むことになってしまった人、

色々なことがあります。

十把一絡げに話すことはできませんが、

子どもは本当にイノセントで、

彼らに何の非も無いんです。

 

子どもの問題は、100%大人の問題。

だからこそ、自身の反省も踏まえて、

「大人」というあり方そのものを、

考えてみてもよいのではないか、

と思います。

 


 

朝が来る 辻村深月

文春文庫

 

朝が来る (文春文庫)

 

辻村さんの2冊目です。

やっぱり、僕には合わないのかな。

内容じゃないです。小説として、本として。

 

特別養子縁組を軸にした

養子を受ける側と養子に出す(出さざるを得ない)側の話。

 

テーマがテーマだけに、

読む人の年齢や性別、状況によって、

感じ方が違うだろうと思う。

 

おすすめできますか?

と聞かれたら、注釈付きということになるのかな。

読むか読まないか、で言ったら、

読んだほうがいいとは思うけど。

 

めずらしく、こういう風に書く、

ということは、そういうことです。

こういう内容になるのでレビューを書くのを

見送ろうか、と思ったくらい。

あくまで、個人の感想ですが。

 

つまらないとは思いません。

最後まで読みましたし。

けど、小説として僕には合わなかったです。

 

本当にプロ作家が書いたのか?というクオリティ。

無理やり書かされたんかな?と疑う。

折角良いテーマなのにもったいない。