第三回です。
今回は文庫じゃなくてノベルズ本ですね。
上下割で上下巻あるので、相当な読み応えです。
東京地獄変 上・下 横山 信義
幻冬舎ノベルス
ジャンル:SF
おすすめする人:全年齢
読書のお供:水
99年5月中国反政府勢力が放った核ミサイルが
東京・市ヶ谷に炸裂した。
完全に機能不全に陥った東京で、
自衛隊は独自の判断で被災者救出に乗り出す。
これは、いくつの時に読んだのかな?
結構長編だけど、割と一気読みした気がします。
一昔前にパニック映画とか流行りましたけど、
これは映画化は無理だろうね。テーマがテーマですから。
本だからできる話、だと思う。
とにかく、被爆後の描写は圧巻でおぞましい。
そして、自衛官、政治家、生き抜く被爆者、
それぞれの視点、それぞれの動き。
本当に考えさせられるものがあります。
現在とは状況があまりにも違うので、
シュミレートとして読むのは無理があるかもしれないけど、
今でも世界では戦争が頻発していることを考えると、
もし、自分がこの状況になったら?
ということを考えるきっかけになるだけでも、
十分読む価値あるのでは、と思います。
気楽に娯楽として読める感じではないかもしれないけど、
とにかく読んでみて欲しい小説です。

