若い頃から、時代物はある程度好きだった。
積極的にドラマや映画を見るわけではないけど、
やっぱり、興味をもつきっかけになったのは、
「必殺シリーズ」なのかな。
子どものころ夕方に再放送しているのを
見るようになって、なんとなく時代物も
面白いな、というイメージが付いたのだと思います。
まあ、ガチの時代物ではないけどね。
必殺シリーズって長く続いたので、
いろんな役者さんが出てますよね。
一番イメージあるのって誰ですか?
まあ、もちろん中村主水=藤田まことが一番なのでしょうが、
どうでしょう。
中条きよしの三味線?
京本正樹?
三田村邦彦?
僕はね、やっぱり、
念仏の鉄=山崎努と火野正平が出てた
「必殺仕置人」が一番印象が強いかな。
あんまり鮮明に覚えているわけじゃないけど、
作風自体はそんな明るい感じでもなく、
「裏稼業」にふさわしい陰鬱さがあった気がする。
この作品は中村主水が主人公じゃないんですよね。
出てるけど、メインじゃない。
あー。久しぶりに見てみたくなったな。
何このじじぃみたいな話(笑)
何歳やねん。
獄医立花登手控えシリーズ 藤沢周平
(文春文庫)
春秋の檻
風雪の檻
愛憎の檻
人間の檻
東北出身の若い医師、立花登が
江戸で医師として活躍すると聞く叔父の家に下宿する。
叔父が受け持っていた小伝馬町の獄医の仕事を押し付けられ、
そこで触れる囚人たちの様々な事件を
鮮やかな推理で解いていく。
小説現代に連載された短編シリーズものです。
主人公の若さが気持ちよく、
そして、監獄という特殊な環境と、
生活感あふれる叔父一家での下宿生活が
ちょうど良く織り交ぜられ、
おそらく時代物苦手な人でも
読みやすいのではないでしょうか。
主人公の若さゆえの考え方や
それがまた話が進むにつれて変化していく様は
大変むず痒く心地よいものです。
柔術の達人、という設定もあり、
ヒーロー物という側面もあり、
爽快さもあるかもしれません。
連続ドラマを見るみたいな、
気軽な気持ちで読める本。
でも、そこは藤沢周平。
人間の心の機微の描写もしっかりしていて、
グッと来る話もあり。
割とちゃんと内容書いたでしょ。
時代物って読まない人は読まないような気がするので、
真面目に書いてみた。
良い本です。



