第9回進撃の庶民討論会のご報告 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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反新自由主義・反グローバリズムの立場での政経論、時事ニュースなどを解説。
ヤン・ウェンリー命は2ちゃんねるのコテハンです。

反新自由主義・反グローバリズムコミュニティ【ブルーオーシャン】の管理人もやっています。

まいど、コテヤンです。
皆様昨日は大変にお疲れ様でした。

なんとかかんとか第9回進撃の庶民討論会が無事終わりました。
昨日は朝から久しぶりに「心臓がバクンバクン」言っておりまして、非常に緊張しておりましたw

討論会をブルーオーシャンで迎えられることの嬉しさと不安が入り混じった状態での一日でしたが、皆様に少しでも有意義なものになったのであればありがたいなと。

また関係者の皆様も多大なご協力いただき大変有難うございました!


さて、ここから政治経済系も絡めて本日のエントリーにしたいなと。
昨日の討論会で私の印象は「一切の詭弁がない状態」での議論が展開されていたと感じております。
これはネット上の議論としては「割と珍しい」事例なのではないかなと。

と言いますのも私は先日BLOGOSにて議論させて頂いたなかで、こういう事例があります。

私「橋下は嘘つきで詐欺師だ」
相手「嘘ついてない政治家なんているの?」
私「大なり小なりあるかもしれんが、橋下はひどすぎる」
相手「大なり小なりあるんだったらいっしょじゃん、橋下だけじゃないじゃん」
私「いや、その程度がひどすぎると…」
相手「じゃぁ嘘ついてない政治家挙げてみて!」

う~ん…この咬み合わなささ。どうしてこうなった的なw
つまり論理の構成としてはこうなんです。

私の橋下徹氏は嘘つきだという主張に対して、嘘ついて無い人なんて居ないんだから問題無いじゃんということで反論を試みているわけですね。
皆一緒じゃないか!と。

しかし意図しない嘘(結果的に嘘になってしまった)と意図的に拡散する嘘、この2つの場合どちらが悪質かというのは子供でも分かる話ですが、ここを一切考慮しないことで「論理に正当性をもたせようとしている」一種の詭弁なわけです。

さて、こういう相手は目的として「自分の主張の目的」、つまりこの場合は橋下徹氏と他の政治家を同様の位置に論じること自体が目的であって、橋下氏が過去にどのような嘘を吐いていても「問題ない」とすること自体が目的です。

こうなってくると議論にならない、お互いの認識のすり合わせが出来ない状態になりますし、ネット上では特に珍しいことではありません。
またリアルでも政治家もこの手の「議論にならない議論」をしております。

しかし上記のような状態はお互いの主張を述べるだけで妥協もなく、また互いの認識を改める事にもなりません。
非常に「残念」な状態なのだと私は思います。
(避けがたいことも多々ありますし、しょうがないのかもしれませんが)

なので昨日行われた討論会において有意義な議論が展開され、「残念な状態」にならなかったことは大変嬉しく思うわけです。

ということでコテヤン個人的な感想のご報告を今日は差し上げました。
今からまたお仕事です。皆様昨日は本当にお疲れ様でした!



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