はい、コテヤンです。あっちこっちで報じられていますが、野田首相とオバマ大統領の会談の内容。ざっと以下のアメリカ側の懸案を伝えられる内容となったらしいです。
・普天間移設問題
・TPP
・牛肉の輸入規制
・その他もろもろ
で、本題とそれますがTPP。3.11の震災もあってアメリカ側は強く要求はしてこなかったのですが、日本が中国やEUとFTAを前進させていることで、不快感があったようだとも伝えられています。つまり…
「なんで俺の所のことをやらないで、中国やEUと前進してんだ!だったらおれん所も要求するぞ」
と。
なんだかTPP推進派の政府内の人達の陰謀かと思っちゃいますよ。
「アメリカが3.11で遠慮してて要求してこねー…これだと反対派がつけあがっちゃうよ。じゃぁEUと中国のFTAだけでも前進させちゃろwそれやったらアメリカも要求してくるでしょwwww」
みたいな。現状日本にTPPなんていらんのですよ。偉い人にはそれが分からんのですよ、まったく。
で、本題。
普天間移設の問題に関してオバマ大統領は
「そろそろ結果を出すべき時期に来ている」
とかなり踏み込んだ発言をしているそうです。つまり簡単に言うと
「俺もうすぐ大統領選あるからさ~なんか成果あげなあかんねん。そこまで日本政府に期待してないけど、どれか一個くらい手土産あるやろ?」
と…。
まぁ普天間移設問題ですが、なんか市長さんだかは頑強に反対しているらしい。まぁそりゃそうでしょと。一応経緯を下記に。
・政権交代。鳩山及び民主党は選挙で「最低でも県外、出来れば海外」などと沖縄を煽りまくる。
・嘘をつかれているとも知らず、沖縄県民は民主政権にめちゃ期待
・もともと出来るわけがない公約なので案の定、迷走。
・鳩山は責任とって辞任。菅は普天間から逃げまくる。
・案の定、当初の自民党案である辺野古に自民党案のまま行くことに決定
・沖縄県民怒り爆発。県や市も態度を硬化。
簡単に言うと、さんざん引っ掻き回した張本人が民主党なわけですね。県や市が猛烈に態度を硬化させるのは非常に分かる話です。
ただまぁそれでも俺は辺野古しかないでしょと思うのですが。東アジア、北東アジアははっきり言いますと結構な火薬庫です。北朝鮮、中国といった危険極まりない国家があるのですから。その抑止力として、在日米軍の存在は欠かせないものですし、地政学的な観点から沖縄に基地が集中するのもある程度やむを得ない面があるのです。負担の分散をできる限りするということは賛成ですが。
そんな一般人の中卒がちょっと勉強すれば分かるようなことですら、知らなかった鳩山や菅はいかにダメな首相だったかなんてことは今更言うまでもなく。野田はさてさてどーなのやら。
ちなみに一番最初に書いたオバマ大統領からの要求ですが、はっきり言って普天間は野田じゃ解決不可能。じゃぁ何を手土産にするかってーとおそらく
・TPP
・牛肉輸入規制
俺なら牛肉の輸入規制の方を選びますが(段階的に検査実施後に規制を外していくとか)、野田はおそらくTPPじゃないですかね…と予想して本日終了。チャンチャンと
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