中日新聞に、一箇月に二回ほど、連載されている


ひろ さちや さんとおっしゃる宗教哲学者の


コラムが、ほどほどの人生論です。



実に優しく、この世の中を見渡していらっしゃる。



今日のお話は、相性の悪い人と


上手くやっていくために、


まず、自分が変わろうと思っても、


相手が変わってくれないと、憎むようになる。



相手をか変えようと思う気持ちは捨てて、


あるがままを受け入れる



嫌な人を、嫌な人のまま、そのまましっかりと受けいれる。


それが、自分が変わることと、おっしゃっている。



そして、自分が変わった上で、相手に優しく接する。


相手を変えるために優しくするのでなく、


優しくさせていただく、それが布施の心とおっしゃっている。



さすが、宗教家と、感心する。



このことに関しては、


かつて、嫁姑の問題で、悩んだ事そのまま。


もう、姑は、旅立たれて、


せっかく、心の核心をついてくれたのに


関係を修復することは不可能だが、、、、、



してあげるのでなく、させていただく、、、のですね


私の今後の精神修養のため、


しっかりと、肝に銘じておきますわ。



ひろ さちや さんの本は、


私が、卵巣がんとわかって、手術後、抗がん治療をしたとき、


ずっと、読んでいました。



仏教にすがるのでなく、穏やかな、優し気分になる為に。



信仰を持たない私ですが、


納得できる、教えなら、受け入れられます。



ひろ さちやさん、優しいけれど、厳しさもお持ちです。


甘えは、いつも戒めていらっしゃいますし、、、


きっと、優しくて、凛とした方だろうと、想像しています。



ほどほどの人生論、ネーミングも気に入って、


自分を磨くための、大好きなコラムです。